希望3


<忘らるる都>

ブーゲンハーゲン
「おお! 見つけたか!」
「あそこにあるのがオルゴールじゃよ。あそこでカギを使うんじゃ」
「わしがカギをさしてこよう。おまえたちはここにいるんじゃ」
「そして何が起こるのかをしかと見ておくんじゃ」

<ブーゲンハーゲン、オルゴールのもとへ行く>

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ!」

<カギを差し込むと、オルゴールが回りだし、中央の上空から水が落っこちてくる。→たちまち“滝”に変わる>

ブーゲンハーゲン
「さあ、中にはいるのじゃ。そこにあるのは希望か……それとも……」

<中に入る>

ブーゲンハーゲン
「ここはイメージを投影するスクリーンだったのじゃ!」
「見てみい! 水のスクリーンにうつったイメージを!」

<水のスクリーンに、あのエアリスの最期のシーンが投影され、白マテリアが落ちていくのがわかる。→白マテリア、水中深くに淡いグリーン色に輝いている>

クラウド
「……輝いている」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ!! あわ〜いグリーンじゃ!!」

クラウド
「……エアリス。エアリスはすでにホーリーをとなえていたんだ」
「……俺がセフィロスに黒マテリアをわたしてしまったあと…… 夢の中のエアリスの言葉……」
「セフィロスを止めることができるのはわたしだけ……その方法が、秘密が ここにある……そう言ってたんだ」
「それがホーリー…… 自分が持っている白マテリアの意味。白マテリアを自分が持っている意味。自分がすべきこと……エアリスはここで知った」
「エアリスは俺たちに大きな希望を残してくれた。けれども、それはエアリスの命……エアリス自身の未来とひきかえに……」
「ごめんよ……エアリス。もっと早く気づいてあげられなくて」
「……一言も言葉をかわすことなく 俺たちの前からいなくなってしまったから…… 突然だったから、俺は何も考えられなくて……」
「だから気づくのが遅れてしまった…… でも、エアリス……俺、わかったよ」
「エアリス……あとは俺がなんとかする」

レッド13
「俺・た・ち・だよ」

ティファ
「エアリスが私たちに残していってくれたもの……むだにしちゃ、いけないね」

クラウド
「ありがとう……エアリス」
「エアリスの声は星にとどいていた。それは白マテリアのかがやきを見てもあきらかだ……」
「でも……ホーリーは? どうしてホーリーは動き出さない?」
「なぜだ?」

ブーゲンハーゲン
「邪魔しとるもんがいるんじゃよ」

クラウド
「…………あいつか……」
「あいつしか考えられないな」
「……セフィロス。どこにいるんだ?」

<滝から出るとPHSが鳴る。→クラウド、PHSに出る>

クラウド
「なんだ?」

ケット・シー
「ヒソヒソ……(すんません)(ちょっと、びっくりしたもんですから)」

クラウド
「どうした?」

ケット・シー
「ジュノンのキャノンが のうなったの覚えてますか? あれ、実はルーファウスが運んだんです」

クラウド
「運んだって? あんなデカイものを……? どこに……? なぜ?」

ケット・シー
「ルーファウスはあれでセフィロスを倒すつもりなんですわ」
「あの大砲はヒュージマテリアの力で動いてます。でもヒュージマテリアはロケット作戦でつこてしもたから」
「もうあの大砲はあのままやと使い物にならんのですな。せやから移動させたんです」
「マテリアの……いや魔晄の力が最大限に集中させる場所に……」

クラウド
「それで、それはどこなんだ!?」

 

 

<ミッドガル・神羅ビル70階社長室>

ルーファウス
「……というわけでリーブ君。魔晄炉の出力調整は君の仕事だ」

リーブ
「はぁ……」

スカーレット
「キャハハハハハ! 調整なんていいわよ、リーブ」
「出力全開でガーーーーッと行くのよ!」

ハイデッカー
「ガハハハハ! それにしてもさすが社長!」
「セフィロスを倒せばメテオも消えるとは 目のつけどころが違いますな!」

スカーレット
「忘れないでおいてね」
「ミッドガルの魔晄炉の力で砲弾を飛ばすのは 私のアイディアなんだから」

ルーファウス
「魔晄キャノンの砲弾は本当に北の果てまでとどくのだろうな」

スカーレット
「キャハハハハ!」
「もっちろん!」
「でも社長、魔晄キャノンなんて呼ばないで」
「この新兵器の名前は……」
「シスター・レイよっ!」

 

 

<クラウド一行、飛空艇ハイウインドに乗り込もうとすると、突然大きな地響きが起こり始める>

クラウド
「………?」
「な、なんだ!?」

<ボーンビレッジのすぐ東の海から、ウェポン(ダイアウェポン)が現れる>

 

<ハイウインド>

シド
「どうしたんだい!?」

【クルー・エキストラA】
「怪電波です!」

シド
「どっからだ?」

<するとクルー、ケット・シーの方に向く>

【クルー・エキストラA】
「この……人(?)から出てます」

ケット・シー
「おっ!」
「のわっ!」
「ちょっと驚いてコントロールが乱れてしまいました」
「しもたなぁ〜……」
「ウェポンが海から出てきて ミッドガルにきよるんです」

クラウド
「新兵器でなんとかなるんだろ?」

ケット・シー
「準備が間に合うかどうか……」

バレット
「おい! マリンはどうなるんだ!?」

ケット・シー
「マリンちゃんは安全な場所にいますわ。エアリスさんのお母さんもいっしょです」

<バレット、髪をかく>

ケット・シー
「バレットさん!!」
「なんですか、今の『ポリポリ』ってのは!」
「マリンちゃんが安全やったら あとはどうなってもええんですか?」
「まえからアンタには言いたいと思とったんですわ!」
「ミッドガルの壱番魔晄炉が爆発したとき 何人死んだと思ってますのや?」

バレット
「……星の命のためだったんだ。多少の犠牲は仕方なかった」

ケット・シー
「多少? 多少ってなんやねんな? アンタにとっては多少でも 死んだ人間にとっては、それが全部なんやて……」
「星の命を守る。はん! 確かに聞こえは、いいですな!」
「そんなもん誰も反対しませんわ。せやかって、何してもええんですか?」

バレット
「神羅のやつにどうこう言われたかねえ……」

ケット・シー
「…………どうせ、ボクは……」

クラウド
「やめろよ」

ティファ
「ケット・シー……バレットは、もう、わかってる」
「私たちがミッドガルでやったことは どんな理由であってもけして許されない」
「そうでしょ? 私たち、忘れたことないわよね?」
「あなたのことだってわかるわ」
「あなたが会社をやめないのは ミッドガルの人たちが心配だからよね?」
「……クラウド?」

クラウド
「よし! 行くぞ! 俺たちの手でウェポンを倒してやる!」

シド
「クラウドよう……」
「あんなバケモノに勝てるのか? 少しは勝ち目ってのがあるんだろうな?」

クラウド
「そんなことはわからない!」
「しかし、だからと言って放ってはおけない!」
「【ミッドガル】へ行ってウェポンと戦うんだ! さあ、行くぞ!」

 

バレット
「ウェポンかよ……でけえな……」
「いくらミッドガルだって あぶねえだろうな」

 

ティファ
「好きとかキライとか……」
「気持ちとは関係なく ミッドガルからはなれられないわね」

 

シド
「そういや、昔、試作ロケットが一機 ミッドガルのスラム街だかに落ちたんだよな」
「爆発しなかったって聞いて ホッとしたの覚えてるぜ」

 

レッド13
「ミッドガルか……」
「宝条につかまって連れてかれて いろいろ実験されてくやしかったな……」
「でも、そのおかげで みんなと会えたんだよね……」
「いろんな人と出会ったり 出会わなかったり……不思議だね」

 

ヴィンセント
「……なかなかセフィロスには近づけないな……」

 

ケット・シー
「クラウドさん、ほんまたのみます!」
「神羅は許せんけど ミッドガルの人たちには、何の罪はないんや!」

 

ユフィ
「クラウド……につまってんの?」
「空なんか……飛んでるから ダメなんだよ」
「あ、今、アタシを潜水艦に押しこもうって思った?」
「それはヤメテ! 行くんなら、アタシ、つれてかないで」
「……うう。何言ってるんだ、アタシ……」

 

見習いパイロット(LV13)
「クラウドさん! 行きますよ!」

<選択肢:「おねがいします!」or「すいません、待ってください」→「おねがいします!」を選択>

 

 

<ダイアウェポン、上陸する>

レッド13
「なんか様子、へんだ……」

クラウド
「いや、何かを……感じてるんだ。……そう、殺気を感じている」

ティファ
「飛空艇に行きましょう!」

 

<PHSが鳴る>

ケット・シー
「やばい! はようここをはなれるんや!」
「でっかいのが……でぇぇぇっかいのがくるで!」

 

 

<ミッドガル・神羅ビル70階社長室>

ハイデッカー
「ガハハハハ! 社長、シスター・レイの準備が整いました」

スカーレット
「キャハハハハ!」
「いつでもいいわよ」

ルーファウス
「……やれ」

 

<魔晄キャノン“シスター・レイ”に、魔晄エネルギーが最大限に供給される。→そして、発射>

<ダイアウェポンも、両肩から砲弾を発射する>

 

<ハイウインド・甲板>

ティファ
「どこに向かって撃ってるの?」

レッド13
「ミッドガルだ!」

バレット
「マリーーーン!!」

 

<お互いの“弾(ビーム)”がすれ違う。→“シスター・レイ”の“弾(ビーム)”が、ダイアウェポンの腹部を見事貫通。→ダイアウェポン、倒れる>

 

バレット
「……すげえ」

レッド13
「ウェポンを突き抜けた……」

クラウド
「そうだ! 狙いはセフイロス! 北の果てのクレーターだ!」

 

<“弾(ビーム)”が、クレータへ向かい、バリアを破壊する>

 

<ミッドガル・神羅ビル70階社長室>

(オペレーター)
「報告です! ウェポン、倒れました!!」
「クレーター、バリアも消えました!」

<ルーファウス、安堵の胸を撫で下ろす。→だが…>

(オペレーター)
「報告です! 高密度エネルギーが ミッドガルに向かってきます!」

 

 

【群集A】
「うわーー ウェポンの攻撃だ!」

【群集B】
「逃げろー!!」

 

<ひとつの“光弾”が、神羅ビル70階社長室を直撃。→ルーファウス、死す>

 

<ハイウインド>

クラウド
「セフィロスは……どうなったんだ?」
「大空洞……あの場所がどうなったか見に行こう」

 

バレット
「最初はよ、ビラはりだったぜ。アバランチの初めのころはな」
「それが、どうだよ。セフィロスと戦うだぁ?」
「なんか、遠くに来ちまった。そんなカンジがするぜ」

 

ティファ
「いよいよ、セフィロスとの対決ね」
「あの大空洞の中、どうなってるんだろう。セフィロスはじっとして メテオを待っているのかな……」

 

シド
「今度こそ、か?」

 

レッド13
「セフィロスを倒せば 星を救えるんだよね」
「こわいけど、オイラ、がんばるよ。早く行こうよ、大空洞へ!」

 

ヴィンセント
「セフィロスを倒す……いとしい女性の息子を倒す……」
「私はまた罪を犯そうとしているのか…… それとも、見ているだけだった私にできる、せめてものつぐないか……」

 

ケット・シー
「……セフィロス どないしとるんやろ」

 

ユフィ
「パイロット……どんなやつ?」
「ゆらさないでくれたら あとでユフィちゃんがサインしたげるって伝えて……」

 

見習いパイロット(LV14)
「さあ、クラウドさん!!!」

<選択肢:「あ、はい、行きましょう!」or「あ、あ、ちょっと待って」→「あ、はい、行きましょう!」を選択>

 

<クレーターを確認>

 

クラウド
「セフィロスのエネルギーバリアがなくなっている……」
「シド! この飛空艇ごとあの中に行けるか?」

シド
「あ〜ん? オレ様の弟子がパイロットなんだぜ? どこだって行けるに決まってるじゃねえか!」

クラウド
「そうだな、悪かった」

<するとケット・シー、そわそわする>

バレット
「おいケット・シー! 今度はなんだ?」

ケット・シー
「ちょっと待ってくれ!」
「スカーレット! ハイデッカー! どうなってるんだ?」

 

<ミッドガル・神羅ビル66階会議室>

ハイデッカー
「わからねえ。社長と連絡がとれない!」

リーブ
「社長やない! シスター・レイのほうや!」

スカーレット
「キャハハハハ なんだよリーブ、おかしな言葉を使うねぇ?」

リーブ
「そ、そんなことはどうでもいいんや!」
「魔晄炉の出力が勝手にアップしてるんや!」

スカーレット
「ちょ、ちょっと マズイよ、それ!」
「あと3時間は冷やさないとダメ! リーブ、止めなさい!」

リーブ
「それができないんだよっ! 操作不能なんや!」

<リーブの携帯電話(?)が鳴る>

【オペレーター】
「何者かが本体操作に切り換えています!」
「こちらからは操作できません」

リーブ
「本体? 誰が!?」
「おい、本体を呼び出してくれ!」

<ハイデッカー、無線を本体に接続>

ハイデッカー
「ん? どうしてオマエが指示するんだ!!」

リーブ
「こまかいことはどうでもいいんや!!」

 

<魔晄キャノン>

宝条
「クックックッ……セフィロス、待っていろよ」
「もうすぐたっぷりと魔晄を送ってやるからな」

<無線からリーブの声が聞こえてくる>

リーブ
「やめろ、宝条! キャノン、いや、それどころか ミッドガル自体があぶないんだ!」

宝条
「クックックッ…… ミッドガルのひとつやふたつ 安いものだ」

リーブ
「宝条! 宝条……!!」

宝条
「セフィロス……見せてくれ」
「さあ……もうすぐだ」
「クックックッ……科学を越えて行け……」
「おまえの存在の前では 科学は無力だ……」
「悔しいが認めてやる」
「そのかわり……見せてくれ」
「クックックッ……」

 

 

バレット
「おい! ケット・シー! なんとかしろ!」

ケット・シー
「どうしようもない。宝条が勝手にやってることだ……?」
「…?…? ア、アレッ!?」
「いや…ことなんや……」

バレット
「もう、とっくにバレてるよ。リーブさん!」
「いまさら正体隠してもしょうがねぇだろ?」

クラウド
「魔晄炉、止められないのか?」

ケット・シー
「……止められへんのや」

バレット
「おまえ、神羅の人間だろ? どうして無理なんだよ!」

ケット・シー
「…………」

シド
「てめえ、ここまで来て、オレ様たちを裏切ろうってんじゃねえだろうな!」

ケット・シー
「信じろ……と言ってもムダか……」

シド
「この大バカやろう! オレ様の言ってることがわからねぇのか?」
「神羅もクソも関係ねえ! 男なら……いや人間ならこの星を救ってやるんだ!って気にならねぇのかよ?」

ケット・シー
「アカンのや! 魔晄炉を止めたら大変なことになるんやで!!」

シド
「なんでだ? バルブを閉めればいいんじゃねえのか?」

ケット・シー
「そや、魔晄炉のくみ出しバイブのバルブを閉めるのは簡単や……」
「でもな魔晄炉はエネルギーが地中から抜け出す道をあけたんや」
「一度あけたら出るモンが枯れるまでふさぐことは無理なんや……」
「どんどんわき出るエネルギーを無理にふさいでしまうとやな……」

バレット
「爆発か!!」

ケット・シー
「壱番魔晄炉が爆発した時とはケタ違いの大きさや!」

バレット
「くそっ……」

ケット・シー
「それよりキャノン砲や。ミッドガルに行かなアカン! それが先決なんや!!」

クラウド
「宝条を……だな」

 

 

リーブ
「クラウドたちが来てくれるそうや。邪魔しないでくれよ!」

【ハイデッカー】
「ガハハハハハ!」
「バカなことを言うな! おまえに命令される覚えなどないわ!」

ハイデッカー
「治安維持部門は総力をあげて あいつらを撃退してやる!」
「あ、あいつらのせいでオレは……オレはなぁ!」

リーブ
「そんな個人的なことを……」

ハイデッカー
「社長は死んだ! オレはオレのやりかたでやる!」
「ガハハハハハ!」

スカーレット
「キャハハハハ」
「ハイデッカー! 例の新兵器、使うわよ!」

<兵士が来て、リーブを取り押さえる>

リーブ
「追い!まて!!」
「クラウド、みんな! すまん……」
「でも!!」

 

 

ケット・シー
「でも!!」
「でも、来てくれるよな!」

クラウド
「もちろんさ!」

シド
「オイ!」
「船はテメェにまかせるぜ!」

【見習いパイロット】
「ミッドガルに進路をとります!」

 

 

<ミッドガル上空>

【見習いパイロット】
「ミッドガルに到着しました!」

バレット
「クラウド、着いたといっても ミッドガルは、げん戒体勢だ! スラムからは侵入できねえぜ」

ティファ
「スラムからの交通機関は完全封鎖みたいよ……」

シド
「オイオイ、何のためのハイウインドだ? オレ様たちは、今どこにいる!?」

バレット
「あ? どこって、ここは……」

シド
「地上がダメでも空があるじゃねぇか!」

クラウド
「よし! パラシュートでミッドガルに降下するぞ!!」

 

【説明】
「降下後のメンバーを決めて下さい。メンバーチェンジしますか?」

<選択肢:「はい」or「いいえ」→「はい」を選択>

<パーティー組替え:クラウド・ヴィンセント・ティファ>

「決定しますか?」

<選択肢:「はい」or「チェンジする」→「はい」を選択>

クラウド
「行くぞ!!」

 

<全員、降下>

 

<8番街>

ケット・シー
「ハイデッカーがみなさんを狙ろてますんや」
「そやから外は危険です。地下を通りましょ!」

 

ユフィ
「変なニオイするよ、この街は。早くおしまいにしちゃおうよ!」

 

シド
「おう! サクサクッと行こうぜ! サクサクっとよっ!」

 

レッド13
「オイラ、宝条にはいろいろウラミがあるからね! 早く行こうよ!」

 

バレット
「オレが言うとへんだけどよ……」
「ミッドガルに来ると家に帰ってきたって気がしちまうんだよな」
「ケッ、だぜ」

 

ケット・シー
「ここが入口ですわ」
「ほんま、たのんます! 魔晄キャノンまで、はよう来てや!」

 

<螺旋トンネル>

【イリーナ】
「あ、来ちゃった!」

<イリーナ、そしてルード、レノが来る>

イリーナ
「どうするんですか、先輩! もう、命令なんてムシしていいと思うんですけど」

レノ
「……イリーナ。あまえるなよ、と」

ルード
「俺たちはタークスだ」

イリーナ
「……わかりました。そうですよね」

ルード
「さて……仕事だ」

レノ
「あまり気のりはしないが、と」

イリーナ
「私たちに与えられた命令は あなたたちを発見しだい……」
「……殺すこと」
「もう会社はボロボロだけど命令は命令なの」
「タークスの意地と心意気! 受け取りなさい!」

クラウド
「……」

イリーナ
「な、何をしている! 行くわよ!」

<選択肢:「わかった、ケリをつけよう」or「やめておこう」→「やめておこう」を選択>

イリーナ
「な、情けをかけるつもり!? タークスをなめないで!」

レノ
「待て、イリーナ、と」

イリーナ
「せ、先輩! まさか命令違反を……!」

レノ
「神羅も、もうおしまいだ。こんな事態になっちまっちゃな、と」

ルード
「……」

イリーナ
「先輩……」

レノ
「イリーナ、お前もりっぱにタークスだったぜ、と」

イリーナ
「……」

レノ
「じゃあな。おたがい生きてたら……」
「命あってのものだねだぜ、と」

<レノ、去る>

イリーナ
「おぼえておきなさい! タークスの意地と心意気……!」

<イリーナ、去る>

ルード
「仕事は終わりだ……」

<ルード、去る>

 

ユフィ
「早く早く早く早く〜っ!」

 

シド
「どっちだ……!?」
「え〜い! くそキャノンが〜っ!!」

 

<先へ進もうとすると、後ろから巨大兵器が追ってくる>

ティファ
「ウ、ウソでしょ……」

ヴィンセント
「……!」

【ハイデッカー】
「ガハハハハハハハ!! 来たな来たな!」

【スカーレット】
「キャハハハハハハ!! やっぱり来たよ!」

<仲良く二人が中(操縦席)から出てくる>

ハイデッカー
「よ〜くも今までコケにしてくれたな!」

スカーレット
「私のかわいい兵器たちをたっくさん壊してくれたわねえ!」

ハイデッカー
「ガハハハハハ! だが、対ウェポン用兵器のこいつはどうかな!」

スカーレット
「お前たちでは役不足だが この私の絶対の自信作!」

<再び、中(操縦席)へ入る>

スカーレット
「このブラウド・クラッドの破壊力! 見せてあげるよっ!」

<戦闘:ブラウド・クラッド(&ジャマーアーマー)>

<ブラウド・クラッド(&ジャマーアーマー)を撃破>

<戦闘終了>

スカーレット
「バカな!? このブラウド・クラッドが……!?」

ハイデッカー
「うおおお……!!」

<ブラウド・クラッド、爆発>

 

ケット・シー
「こっちや! クラウドさん!」

 

<魔晄キャノン>

クラウド
「宝条! そこまでだ!!」

宝条
「ああ……失敗作か」

クラウド
「名前くらいおぼえろ! 俺はクラウドだ!」

宝条
「おまえを見ると私は……」
「私は自分の科学的センスのなさを痛感させられる……」
「私はおまえを失敗作だと判断した」
「だが、セフィロス・コピーとして機能したのはおまえだけ……」
「クックックッ……自分がイヤになるよ」

クラウド
「なんでもいいからこんなことはやめろ!」

宝条
「……こんなこと?」
「おお、これか?」
「クックックッ……」
「セフィロスはエネルギーを必要としているようだからな」
「私が少しばかり力をかしてやるのだ」

クラウド
「なぜだ! なぜそんなことを!」

宝条
「なぜなぜとうるさいやつだ」
「フム……科学者としてはむいているのかもしれないな」
「エネルギーレベルは……83%か。時間がかかりすぎだ」
「息子が力を必要としている。……理由はそれだけだ」

クラウド
「……息子?」

宝条
「クックックッ……あいつは知らないがな」
「クックックッ……クァックァックァッ!!」
「セフィロスのやつ 私が父親だと知ったらどう思うかな」
「あいつは私のことを見下していたからな」
「クァックァックァッ!!」

クラウド
「セフィロスがあんたの息子!?」

ヴィンセント
「……!」

宝条
「クックック……」
「私の子を身ごもった女をガストのジェノバ・プロジェクトに提供したのだ」
「クックッ……セフィロスがまだ母親の体内にいるころにジェノバ細胞を……」
「クァックァックァッ!!」

ヴィンセント
「き、きさま……!」

クラウド
「あんたがこんなことをしているのは……」
「セフィロスへの罪ほろぼし……」

宝条
「ヒーッヒッヒッヒッ! ちがうちがう!」
「科学者としての欲望だ! ヒーッヒッヒッヒッ!」

ヴィンセント
「……」
「私は……間違っていた。眠るべきだったのは……」
「きさまだ、宝条……!」

宝条
「私は…ヒッ、ヒック! 科学者としての欲望に負けた」
「この間もな、負けてしまった」
「自分の身体にジェノバ細胞を注入してみたのだ!」
「ヒーッヒッヒッヒッ!」
「結果を……」
「ヒーッヒッヒッヒッ!」
「見せてやろう!!」

<戦闘:宝条>

宝条
「クァッ クァッ クァッ!!」

<宝条を撃破>

宝条
「クッ…では魔晄ジュースの効果はどうかな?」

<そのまま戦闘:ヘレティック宝条>

<ヘレティック宝条を撃破>

<宝条、さらに最終形態へ…>

<そのまま戦闘:極限生命体宝条NA>

<極限生命体宝条NAを撃破>

<戦闘終了>

クラウド
「……」

ヴィンセント
「宝条……永遠に眠れ……」

ティファ
「セフィロスが……宝条の息子だったなんて……」

 

 

<ハイウインド>

ケット・シー
「神羅は…………終わりました」

クラウド
「メテオが落ちてくるまであと……」

レッド13
「あと7日って、じっちゃんが言ってた」

クラウド
「なあ、レッド13」
「コスモキャニオンの人たちに会いたいか?」

レッド13
「…………うん」

クラウド
「マリンに会いたいだろ?」

バレット
「そんなこと聞くなよ」

クラウド
「俺たちがセフィロスを倒して……」
「そしてホーリーを解き放たないと 7日後にはこの星そのものが死んでしまう」
「俺たちがセフィロスを倒せない……」
「それは……俺たちが死ぬということだ」
「メテオで死んでしまう人より何日か先に、だ」

バレット
「戦う前から負けること考えるんじゃねえ!」

クラウド
「ちがう!」
「俺は……なんていうか……」
「みんなが何のために戦っているのか それをわかっていてほしいんだ」
「星を救う……星の未来のため…… 確かにそのとおりなんだと思う」
「でも、本当は、本当はどうなんだろう?」
「俺にとっては、これは個人的な戦いなんだ」
「セフィロスを倒す。過去との完全な決別」
「それが星を救うことにつながっているんだ」
「俺、考えたんだ」
「やっぱり俺たちは自分のために戦っているんだ」
「自分と……自分が大切にしている誰か? 何か? そのために戦う」
「そのために星を救う戦いを続けているんだ」

バレット
「たしかに……」
「星を救うってのは、なんとなくカッコいいよな」
「でも、オレたちにできたのは あの、魔晄炉爆破だ……」
「今となっちゃあ、あんなやりかたはいけなかったってことは良くわかる」
「仲間たちや関係ない大勢の人間を不幸にしちまった……」
「……最初は神羅への復讐だった。オレの故郷を奪ったよ」
「でも、今は……」
「そうだぜ。オレはマリンのために戦ってるんだ」
「マリンのために……マリンの未来のために……」
「そうか……オレはマリンのために星を救う戦いをしてるのか……」

クラウド
「会いに行けよ。その気持ち、たしかめてこいよ」
「みんなも、一度船を降りて そして自分の戦う理由……」
「それを確かめて欲しいんだ。そうしたら、帰ってきてほしい」

シド
「誰ももどって来ないかもしれねえぜ」
「メテオでどうせ死んじまう。ムダなあがきはやめようってよ!」

クラウド
「俺は自分が戦う理由を知っている。まぎれもなく、星を救うために戦う」
「でも、その中には個人的な……とても個人的な俺の想いがあるんだ」
「みんなは……どうだ? 俺はみんなにも、そういうものを見つけてほしいんだ」
「見つからなかったら仕方ない。理由なしで戦えはしないだろ? だから、帰ってこなくても……仕方ないよ」

 

<そして、クラウド、ティファ以外、全員が降りる…>

 

クラウド
「ティファはどうする?」

ティファ
「忘れちゃったの?」
「私……ひとりなんだもん。どこにも行くところがないんだもの」

 

<クラウド、ティファ、とりあえず風を浴びに外へ出る>

ティファ
「みんな、行っちゃったね……」

クラウド
「ああ、俺たちには帰るところも待っていてくれる人もないからな」

ティファ
「そうだね……」
「でも……。きっと、みんな……もどって来てくれるよね?」

クラウド
「さあ……。どうかな……?」
「みんなそれぞれ、かけがえのない大切なものを抱えてるし……」
「それに今度ばっかりは、相手が相手だ……」

ティファ
「うん……。それでも私……平気だよ。たとえ、だれももどってこなくても」
「クラウドと一緒なら……クラウドが、そばにいてくれるなら…… こわくても……負けないよ、私……」

クラウド
「…………。ティファ……」

ティファ
「私たち……これまで ずっと遠く、はなればなれだったんだね。たとえ、どんな近くにいても……」
「でも、ライフストリームのなかで たくさんの悲しい叫びにかこまれた時 クラウドの声が聞こえたような気がしたんだ……」
「クスッ……。クラウドは知らないって言うかもしれないけど……」
「でも、胸のずっと奥の方で あなたの声が私の名を呼んでる……。そんな気がしたんだ……」

クラウド
「ああ……。あのとき俺にもティファの叫ぶ声が聞こえたよ」
「ティファの声が ライフストリームの意識の海から俺を呼びもどしてくれたんだ」
「約束したもんな。ティファになにかあったらかならずかけつけるって」

ティファ
「ねえ、クラウド……。私たちの声を、星たちも聞いててくれると思う?」
「がんばってる私たちの姿を見ていてくれると思う?」

クラウド
「さあな……。でも……」
「だれが見ていようといまいと とにかく、できることをやるだけさ。自分自身を信じて……」
「ライフストリームのなかでティファにそう教えられたよ」

ティファ
「うん……そうだね……」

クラウド
「なあ、ティファ……。俺……。ティファに話したいことがたくさんあったんだ……」
「でも、今こうしてふたりでいると 本当はなにを話したかったのか……」

ティファ
「クラウド……。想いをつたえられるのは言葉だけじゃないよ……」

<ティファ、髪をかきあげる>

クラウド
「ティファ………」

 

<そして…>

<クラウドとティファ、肩を寄り添いながら>

クラウド
「……… もうすぐ、夜明けだな……」

ティファ
「う、うん……?」

クラウド
「ゴメン。おこしちゃったか……。もうすぐ夜が明けるよ、ティファ」

ティファ
「うん……。あの……お、おはよう……クラウド」
「もうすこしだけ……このままでいさせて……」
「二度とこない、この日のために……。せめて、いまだけは……」

クラウド
「ああ……いいよ」
「これは、俺たちふたりにゆるされた さいごの時間かもしれないから……」

 

<翌朝>

ティファ
「………」

クラウド
「そろそろ時間だ」

ティファ
「でも、まだ……!?」

クラウド
「いいんだよ、ティファ。きのう、ティファも言ってたろ?」
「すくなくとも俺たちは、ひとりぼっちで行かなきゃならないってわけじゃない」

ティファ
「うん……。そうだね!」

クラウド
「よし! それじゃ、行こうか!」

<クラウド、ティファ、ハイウインドに戻る>

ティファ
「……ふたりきりだと 飛空艇、ひろすぎるね」
「やっぱり、ちょっとたげ さびしいな」

クラウド
「心配するな。だいじょうぶだ」
「俺がみんなのぶんも大騒ぎしてやる」
「それに、パイロットは俺だ」
「いままでみたいに安心してのっていられないからな」
「さびしがっているヒマなんてないぞ、きっと」

<すると突然、飛空艇が動き出す>

ティファ
「あれっ!?」

クラウド
「動き出した……」

<クラウド、ティファ、すぐさま操縦席に向かう>

クラウド
「バレット! シド!」

バレット
「お、おう……もう、いいのか?」

<レッド13もやってくる>

クラウド
「レッド13!」

ティファ
「どうして声、かけてくれなかったの!?」

レッド13
「だって……ねえ、シド」

シド
「なあ、レッド13よう」
「邪魔しちゃ、あとでな〜に言われっか わかんねえもんなぁ……」

ティファ
「…………見てたの?」

<ティファ、膝をついてがっくりする。→すると、ヴィンセントが来る>

クラウド
「ヴィンセント!」

ヴィンセント
「なんだ、その驚いた顔は」
「私が来てはいけなかったのか?」

クラウド
「いつもさめてたから…… 関係ないって顔してただろ?」

ヴィンセント
「さめて?」
「フッ……私はそういう性格なのだ。悪かったな」

<さらに怪電波、発信>

バレット
「帰ってきたみてえだな。神羅の部長さんがよ」

ケット・シー
「あの〜」
「ボクも、本体で来ようと思たんですけど いろいろ、やらなあかんことがあって……」
「ほんで、ミッドガルの人たちですけど 一応避難してもろてますのや」
「すんませんけど、この作りモンのボディで がんばらせてもらいます」

バレット
「さて……全員そろったな」

レッド13
「ユフィ、いないよ」

バレット
「あいつは……来ねえだろ、きっと」
「でもよ、オレたちのマテリアを盗んでいかなかった。それだけでも良かったんじゃねえのか?」

<すると、上からユフィが落ちてくる>

ユフィ
「ひっどいな〜!!」
「船酔いに負けないでここまで来たんだよ!」
「最後の最後に抜けちゃって、おいしいとこぜ〜んぶ持ってかれるなんて絶対イヤだからね!」

クラウド
「おかえり、ユフィ」

ユフィ
「おろ〜……クラウドやさしいねえ。なんかあった?」
「ま、いいか。じゃ、アタシは通路の指定席で待機……ウッ!……ウップ!」

<ユフィ、早々と通路へ行く>

クラウド
「みんな、ありがとう」

バレット
「おまえのために戻ってきたわけじゃねえ!」
「オレの大切なマリンのため。それとおんなじくらい大切なオレの……オレの気持ち……ってのか?」
「オレはよ………… 今、ここにはいねえ……」

レッド13
「……ここにはいないけど オイラたちにチャンス、残してくれた……」

シド
「このままってわけにゃいかねえよな」

クラウド
「……エアリス、最後にほほえんだんだ」
「その笑顔、俺たちがなんとかしないと はりついたまま、動かない」
「みんなで行こう」
「エアリスの想い……」
「星にとどいたはずなのに 邪魔されて身動きできないでいる……」
「エアリスの想い、解き放つんだ!」

シド
「気が変わったってヤツ、いねえよな?」

クラウド
「たのむ、シド」

シド
「ヘヘ……」
「ここに、ずっと気になってたレバーが2本あるんだが……」
「ちょっと試させてくれよな」
「じゃ、なんだ」
「クラウドさんよ、いっちょ、決めてくれ」

クラウド
「俺たちの最後の戦いだ!」
「目標は北の大空洞 敵は……セフィロス!!」
「行くぜ、みんな!」

 

<シド、レバーを引くと、飛空艇が変形する>

 

クラウド
「もうすぐ北の大空洞だな! セフィロス! 待ってろよ!」

シド
「おう! つっこむぜい!」

<すると、機体が揺れる>

クラウド
「どうした、シド!」

シド
「あががががが! コントロールできねえ! すげえエネルギーだ!」

<すると、クルーたちが駆けつける>

シド
「なんだ、てめえら! 実家へ帰れって言ったじゃねえか!」

【クルー・エキストラA】
「そうです! ここがボクたちの家でっす!!」

シド
「ケッ……カッコつけやがって」
「わかったぜ、おめえら! オレ様をしっかり押さえやがれ!!」
「行っくぜ〜!!」

 

 

 

TO BE CONTINUED....


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