セフィロスを追って


<カーム>

エアリス
「カームに着いたね」

ティファ
「宿屋でみんなが待ってるわ。行きましょう、クラウド」

エアリス
「じゃあ、先、行ってるね」

 

<宿屋>

【宿屋の店員】
「クラウドさまですね。お連れさまが 2階でお待ちです」

 

エアリス
「クラウド、おそい〜っ!」

バレット
「おそいじゃねぇか!」

クラウド
「すまない。またせたようだな」

エアリス
「これで、みんなそろったわね」

バレット
「さあて…… 聞かせてもらおうじゃねえか」
「セフィロス、星の危機。おまえが知っていることのすべてを」

クラウド
「……俺はセフィロスにあこがれて ソルジャーになったんだ」
「いくつかの作戦を セフィロスといっしょにこなすうちに 俺たちは親しくなった」

バレット
「親友ってやつか?」

クラウド
「どうかな……」
「年もはなれていたし セフィロスは自分のことを ほとんど話さなかった」

ティファ
「………」

クラウド
「戦友……かな。俺たちは信頼しあっていた。あのときまでは……」

エアリス
「あのとき?」

クラウド
「戦争終結後のソルジャーの任務は神羅に反対する人たちを……。ゆううつな仕事が多かったな」
「……あれは5年前」
「俺は16歳だった……」

 

<回想>

<16歳のクラウド、そしてセフィロス、二人の兵士をひきつれ、トラックの荷台の中で目的地の到着を待つ>

クラウド
「すごい雨だな」
「おい、気分はどうだ?」

【兵士B】
「……だいじょうぶ」

クラウド
「俺は乗り物酔いなんて なったことないからな」
「よくわからないんだ」
「準備はOK?」

セフィロス
「おい、おまえ」
「もうすこしおちつけ」

クラウド
「新しいマテリア、支給されたんだ」
「早く使いたくって おちつかなくてさ」

セフィロス
「……子供か、おまえは」

クラウド
「なあ、そろそろ今回の仕事 教えてくれよ」

セフィロス
「……今回の任務は いつもとちがう」

クラウド
「それはうれしいね!」

セフィロス
「どうしてだ?」

クラウド
「俺はあんたみたいになりたくてソルジャーになったんだ」
「それなのにクラス1STに昇格したのと同時に 戦争が終わってしまった」
「俺がヒーローになるチャンスが 減ってしまったわけさ」
「だから、そういうチャンスがあるなら 俺は絶対にモノにしてみせる」
「な、どんな気分だ? 英雄セフィロスさん?」

セフィロス
「……おまえ、今回の任務が 知りたかったんじゃないのか?」
「今回の任務は 老朽化した魔晄炉の調査だ」
「異常動作を起こしているうえに 凶暴な動物が発生している」
「そいつらを始末しつつ 原因を見つけだし、排除する」

クラウド
「凶暴な動物…… 場所はどこだ?」

セフィロス
「ニブルヘイムの魔胱炉だ」

クラウド
「ニブルヘイム……」
「ニブルヘイムは 俺の生まれ故郷なんだ」

セフィロス
「そうか……故郷か」

<その時、トラックが揺れて、止まる>

【運転手】
「へ、へんな動物が!! トラックに突っ込んで来ました!」

セフィロス
「モンスターのお出ましか」

<戦闘:ドラゴン>

<ドラゴンを撃破>

<戦闘終了>

<回想一時終了>

クラウド
「セフィロスの強さは普通じゃない。世間で知られているどんな話よりも……すごかった」

エアリス
「あれ〜? クラウドの活躍は?」

クラウド
「俺か? 俺はセフィロスの戦いぶりに みとれていたな」

ティファ
「………」

クラウド
「……そして俺たちは ニブルヘイムについたんだ」

<回想>

セフィロス
「どんな気分なんだ?」
「ひさしぶりの故郷なんだろ?」
「どんな気分がするものなんだ?」
「オレには故郷がないから わからないんだ……」

クラウド
「ええと……両親は?」

セフィロス
「母の名はジェノバ」
「オレを生んですぐに死んだ。父は……」
「オレは何を話してるんだ……」
「さあ、行こうか」

【兵士A】
「ヒソヒソ…… (ウロチョロしてるとしかられるぞ)」

【兵士B】
「たいくつなんだよな、見張りって」

<選択肢:「いつもの、やるか?」or「ガマンガマン、仕事だろ?」→「いつもの、やるか?」を選択>

クラウド
「練習でもするか?」

【兵士B】
「練習…… ああ、ポーズの練習か」
「ソルジャーは常に他人の目を 意識しなくちゃならないってか?」
「……どうだっけ?」
「……こうか?」

クラウド
「うまくなったな!」

【兵士B】
「俺、ソルジャーなんかに なりたくないんだよねえ」

セフィロス
「魔胱のにおいがするな」

<回想一時終了>

バレット
「ちょっと待った!!」
「な、あれじゃねえか?」
「セフィロスが言ってた母親の名前……」
「ジェノバ……覚えてるぞ! 神羅ビルにいた首ナシのバケモノだな!」

クラウド
「そのとおりだ」

ティファ
「ちょっとバレット。クラウドの話、ちゃんと聞かせて。質問はあとよ」

バレット
「でもよぉ、ティファ……」

ティファ
「さあクラウド、つづけて」

エアリス
「幼なじみの再会ね!」

クラウド
「……ティファには おどろかされたな」
「……村はひっそりとしていた」
「みんな、モンスターを恐れて 家に閉じこもっていたのかな?」
「いや、俺たちを 恐れていたのか……」

<回想>

セフィロス
「魔晄炉への出発は明朝。今日は早めに眠っておけ」
「見張りはひとりでいいから おまえたちも休んでおけよ」
「そうだったな……」
「家族や知り合いと 会ってきてもかまわないぞ」

 

【兵士B】
「はぁ…… ドキドキするなぁ」

<選択肢:「どうしてだ?」or「俺はワクワクしてる」→「どうしてだ?」を選択>

【兵士B】
「いつ、モンスターが来るか わからないんだろ?」

 

【写真男】
「英雄セフィロスが来るってんで カメラの用意して 待ってたんですよ」
「セフィロスとモンスターのツーショットが欲しいんです」

<選択肢:「俺の写真をとれ」or「危険だから家に入ってろ」→「俺の写真をとれ」を選択>

【写真男】
「……マイナーな人の写真はとらない主義なんですよう」

 

【住民】
「……ああ、神羅の方ですね。ごくろうさまです」
「あら、ごめんなさい! クラウドくんだったのね。気づかなくって」

【女の子】
「しんら〜?」

【男の子】
「ちんら〜?」

【女の子】
「ソルジャ?」

【男の子】
「そるざ?」

【女の子】
「モンスターやっつけるの?」

【男の子】
「……………つけるの?」

【住民】
「クラウドくん、なかなか たくましくなったわね」

【女の子】
「カッコイ〜!!」

【男の子】
「カッキー!!」

 

<クラウド、ティファの家に入る>

<ここから、現代のティファの問い責めにあう>

ティファ
「ねえ、クラウド……」
「私の家にも入ったの?」

<選択肢:「ああ……」or「い、いや……」→「ああ……」を選択>

クラウド
「ティファ、いるかなと思って」

<クラウド、ティファの部屋にも入る>

ティファ
「クラウド……」
「私の部屋にもはいったの?」

<選択肢:「ああ……」or「いや……」→「ああ……」を選択>

<クラウド、ティファのタンスから『ちょっと背のびパンツ』を手に入れる。→ポケットにしまう>

ティファ
「クラウド……それ、本当なの?」

<選択肢:「ああ……」or「冗談だ、怒るな……」→「冗談だ、怒るな……」を選択>

ティファ
「……クラウド」
「今はすごく真面目な話をしているんでしょ?」

 

ティファ
「私のピアノも弾いたの?」

<選択肢:「いや、弾かなかった」or「ギンギンに弾いた」or「ちょっとだけ」→「ちょっとだけ」を選択>

クラウド
「俺だって、がくふくらい読め…… えっと……
「ド…レ…ミ…シー…ラー… ド…レ…ミ…ソ…ファ…ド…レ…ド… いいや、もう」

 

<クラウドの家>

<回想一時終了>

クラウド
「ここは……俺の家だ。5年前の事件とは関係ないな」

バレット
「でもよ、興味あるぜ」

エアリス
「わたしも! ひさしぶり、だったんでしょ?」

バレット
「聞かせろよ!」
「家族と会ったんだろ?」

<選択肢:「話したくないんだ」or「やれやれ……」→「やれやれ……」を選択>

クラウド
「家族っていっても……」
「親父は…… 俺がまだ子供のころに死んでしまった」
「だから母さんが…… この家には母さんがひとりで住んでいた」
「ああ、俺、母さんに会ったよ」
「母さんは……元気な人だった。全然変わってなかった」
「その何日かあとには 死んでしまったけど……」
「あの時は……本当に元気だった」

<回想>

クラウド
「あの……」

【クラウドの母親】
「は〜い?」
「クラウド!?」
「おかえりなさい、クラウド!」

クラウド
「ただいま、母さん」

 

【クラウドの母親】
「どれどれ……晴れ姿、母さんにも よ〜く見せておくれ」
「ふ〜ん」
「ほれぼれしちゃうわねえ」
「これ、ソルジャーさんの制服かい?」

クラウド
「……………母さん、俺」

 

【クラウドの母親】
「本当に立派になってぇ」
「そんなんじゃ、あれだね。女の子もほっとかないだろ?」

クラウド
「……べつに」

【クラウドの母親】
「心配なんだよ」
「都会にはいろいろ誘惑が多いんだろ?」
「ちゃんとした彼女がいれば 母さん、すこしは安心できるってもんだ」

クラウド
「……俺はだいじょうぶだよ」

【クラウドの母親】
「あんたにはねぇ……」
「ちょっとお姉さんで あんたをグイグイ引っ張っていく」
「そんな女の子が ぴったりだと思うんだけどね」

クラウド
「……興味ないな」

 

【クラウドの母親】
「ちゃんとゴハンは 食べてるのかい?」

クラウド
「だいじょうぶ。会社が面倒みてくれてる」

【クラウドの母親】
「そうなのかい」
「いったいどうしてるのかと思ってたんだよ」

 

【クラウドの母親】
「ねえ、クラウド」

 

【クラウドの母親】
「でもねぇ、クラウド」

 

【クラウドの母親】
「そうだろ、クラウド?」

 

【クラウドの母親】
「母さんはね、いつだって、あんたの」

 

クラウド
「……………もう、やめよう……」

 

<宿屋>

【ザンガン】
「……ふむふむ」
「モンスター退治にやってきた神羅の人間だな?」

クラウド
「あんたは?」

【ザンガン】
「私はザンガン。世界中の子供たちに 武術を教える旅をしている」

ザンガン
「弟子は世界中に128人!」
「この村では ティファという女の子が 私の弟子になった」

クラウド
「ティファだって?」

ザンガン
「ティファはセンスが良いな。彼女は強くなるぞ」
「神羅の人間の戦いぶり しっかり見せてもらうよ」
「使えるようだったら ザンカン流格闘術に 取り入れるのもいいな」
「ま、しっかりやってくれ」

【宿屋の店員】
「あ…… 本日は神羅会社の皆さんの貸し切りになってましてねぇ」
「……?」
「……クラウドちゃん?」
「クラウドちゃんかい?」
「2年ぶりかねえ」
「セフィロスさんの部下なんて 大出世だねえ、ほんとにぃ」

 

<宿屋2階>

クラウド
「何を見ている?」

セフィロス
「……この風景 オレは知ってるような気がする」

【兵士A】
「ベッドがひとつ足りない……」

 

セフィロス
「……………」
「……明日は早いぞ。そろそろ眠ったほうがいいな」

<選択肢:「まだ早いよ」or「ああ、そうしよう」→「ああ、そうしよう」を選択>

セフィロス
「魔晄炉へのガイドは手配しておいた。若い娘らしいが たよりにしていいものか……」

 

<翌朝>

【写真男】
「写真とらせてくれるかなぁ」

セフィロス
「ガイドが来たら出発だ」

ティファパパ
「セフィロス、聞いてくれ。もしものことがあったら……」

<そこへ、15歳のティファが来る>

セフィロス
「……安心してくれ」

ティファ
「だいじょうぶだから、パパ!」
「つよ〜いソルジャーが ふたりもいるのよ」
「ティファです。よろしくおねがいします」

クラウド
「ティファ! あんたがガイド!?」

ティファ
「そういうこと」
「この村で一番のガイドといえば 私のことでしょうね」

クラウド
「でも、危険すぎる! そんなことにあんたを巻きこむわけにはいかない!」

セフィロス
「おまえが守ってやれば 問題はなかろう」
「……では、行こうか」

【写真男】
「あの……」
「セフィロスさん! 記念に1枚」
「ティファちゃんからも たのんでくれないかな……」

<クラウド、ティファ、隣り合うと、セフィロスも仕方なしに隣に並ぶ>

【写真男】
「いきますよ〜!」

<シャッターを押して、フラッシュがたかれる>

【写真男】
「はい、どうも!」
「写真できたら みなさんにあげますからね!」

 

<ニブル山>

【クラウド】
「魔晄炉はニブル山の中に造られていた」
「ニブル山の寒々とした空気 変わっていなかったな…」

 

<つり橋>

ティファ
「さ、ここからが大変よ! ついて来て!」

<ティファ、走り出し、クラウドも後を追うと…>

ティファ
「は、橋が!!」

<つり橋が壊れて、全員、谷底へ落っこちる>

 

セフィロス
「無事のようだな。もとの場所までもどれるのか?」

ティファ
「このへんの洞窟はアリのすみたいに入り組んでいるから……」
「それにセフィロスさん、1人、姿が見えないけど……」

<兵士の一人が行方不明>

セフィロス
「冷たいようだが、さがしている時間はない。さあ、もどれないなら、先へ進むぞ。これからは一緒に行動する」

 

<ニブル山洞窟>

クラウド
「これは?」

ティファ
「不思議な色の洞窟ね……」

セフィロス
「魔晄エネルギーだな。この山は特にエネルギーが豊富なのだ。だから魔晄炉がつくられた」

 

クラウド
「……これは?」

セフィロス
「魔晄の泉。自然の驚異というやつだな」

ティファ
「こんなにきれいなのに……」
「このまま魔晄エネルギーを吸い上げ続けたら この泉も消えてしまうのね」

セフィロス
「マテリアだ。魔晄エネルギーが凝縮されるとマテリアができる」
「天然のマテリアを見るなんて めったにない機会だ」

クラウド
「そういえば……どうしてマテリアを使うと 魔法を使うことができるんだ?」

セフィロス
「そんなことも知らずに ソルジャーをやってるのか?」
「……マテリアの中には いわゆる古代種の知識が封じこまれている」
「大地、星の力を自在に操る知識。その知識が星と我々をむすびつけ 魔法を呼び出す……といわれている」

クラウド
「魔法……不思議な力だ……」

セフィロス
「ハハハハハ!」

クラウド
「なにか変なこと言ったか?」

セフィロス
「ある男がな、不思議な力なんて 非科学的な言い方は許さん! 魔法なんて呼び方もダメだ!」
「そう言って怒っていたのを 思い出しただけだ」

クラウド
「誰だ、それ?」

セフィロス
「神羅カンパニーの宝条。偉大な科学者の仕事を引き継いだ みじゅくな男だ」
「コンプレックスのかたまりのような男だな」

ティファ
「魔晄の泉…… この中には古代種の知識が 入っているのね」

 

<ニブル魔晄炉前>

ティファ
「ついたわ。ずいぶん遠回りしちゃったけどね」

クラウド
「ティファはここで待っていてくれ」

ティファ
「私も中へ行く! 見たい!」

セフィロス
「この中は一般人立入禁止だ。神羅の企業秘密で いっぱいだからな」

ティファ
「でも!」

セフィロス
「おじょうさんを守ってやりな」

<兵士がティファが行こうとするのを、さえぎる>

ティファ
「ん、もう!」
「しっかり守ってね!」

 

<ニブル魔晄炉>

<クラウド、セフィロス、奥へ進み、一番奥の中央のゲートで立ち止まる>

クラウド
「JENOVA……なんだろう。ロックは……あかないか……」

<セフィロス、まわりにある多数の機械の中のあるひとつの前に立つ>

セフィロス
「動作異常の原因はこれだな。この部分が壊れているんだ」
「クラウド、バルブを閉じてくれ」

<クラウド、言われるがまま、バルブを閉じる>

セフィロス
「なぜ壊れた……?」

<セフィロス、背伸びをして機械の窓ガラスから中を覗き込む>

セフィロス
「……わかったよ、宝条」
「でもな、こんなことしたって あんたはガスト博士にはかなわないのさ」
「これは魔晄エネルギーを凝縮して さらに冷やすシステムだ……本来はな」
「さて……さらに凝縮すると 魔晄エネルギーはどうなる?」

クラウド
「え、ええと…… そうだった! マテリアができるんだな」

セフィロス
「そう、普通ならばな。でも宝条はこの中にあるものを入れた。……見ろ」
「マドから中をのぞいて見ろ」

<クラウド、背伸びをして同じように覗き込む>

<中にいたのはモンスター化したような人間である>

クラウド
「こ、これは!?」

セフィロス
「おまえたち普通のソルジャーは 魔晄を浴びた人間だ」
「一般人とはちがうが それでも人間なんだ」
「しかし、こいつらはなんだ? おまえたちとは比べものにならないほど 高密度の魔晄に浸されている」

クラウド
「……これがモンスター?」

セフィロス
「そうだ。モンスターを生み出したのは神羅カンパニーの宝条だ」
「魔晄のエネルギーが創り出す異形の生物。それがモンスターの正体」

クラウド
「普通のソルジャーって? あんたは違うのか?」
「お、おい、セフィロス!」

セフィロス
「ま、まさか……」
「……オレも?」

<セフィロス、いきなり刀を抜き、何度も機械を斬りつける>

セフィロス
「……オレはこうして生み出されたのか?」
「オレはモンスターと同じだというのか……」

クラウド
「……セフィロス」

セフィロス
「お前も見ただろう! こいつらの中にいるのは……まさしく人間だ……」

クラウド
「人間!? まさか!」

セフィロス
「……子供のころから オレは感じていた」
「オレは他のやつらとはちがう。オレは特別な存在だと思っていた」
「しかし、それは…… それはこんな意味じゃない」

<すると、ひとつの機械が音をたてて、“人間”が出てくる。だが、すぐに死んでしまう>

 

【セフィロス】
「オレは……人間なのか?」

【クラウド】
「セフィロスが何を言っているのか その時の俺にはよくわからなかった」
「俺はなによりも神羅カンパニーが モンスターを創っていたということにショックをうけていた」

<回想一時終了>

バレット
「くっ……神羅めっ! ますます許さねえ!」

ティファ
「……あの魔晄炉には そんな秘密があったのね」

レッド13
「ここ数年来のモンスターの増加にはそういった理由があったのか」
「これからのクラウドの話はじっくり聞く必要があるな。そうではないか、バレット?」

バレット
「(な、なんでオレに話をふるんだ!?)」

<選択肢:「セーブして一息いれよう」or「このまま続けてくれ」→「セーブして一息いれよう」を選択>

バレット
「た、確かにそうかもな。ここいらで一息いれることにするか」

 

<セーブ>

 

バレット
「……なるほどな」

エアリス
「ねぇ、ティファ。あなたはずっと外で待ってたの?」

ティファ
「…………ええ」

クラウド
「俺たちはニブルヘイムへもどった。セフィロスは宿屋にこもり 誰とも言葉をかわそうとしない」

ティファ
「そしていなくなったのよね」

クラウド
「セフィロスがみつかったのは ニブルヘイムで一番大きな建物」

ティファ
「村の人たちは神羅屋敷と呼んでいたわ。私たちが生まれたころには もう空き家になっていて……」

クラウド
「むかし、その屋敷は 神羅カンパニーの人間が使っていた……」

<回想>

<神羅屋敷>

【兵士B】
「セフィロスさんの姿が見えないんだ。たしかに、この部屋に入っていったのを見たんだけど……」

 

<神羅屋敷地下研究室>

セフィロス
「……2000年前の地層から みつかった仮死状態の生物」
「その生物をガスト博士はジェノバと命名した……」
「X年X月X日。ジェノバを古代種と確認……」
「X年X月X日。ジェノバ・プロジェクト承認。魔晄炉1号機使用許可……」

 

セフィロス
「オレの母の名はジェノバ…… ジェノバ・プロジェクト…… これは偶然なのか?」
「ガスト博士……どうして教えてくれなかった? ……どうして死んだ?」

 

セフィロス
「一人にしてくれ」

 

【クラウド】
「それ以降セフィロスは神羅屋敷に こもりきりになった……」
「まるで何かに取りつかれたかのように 書物を読みあさり、地下室の明かりは決して消える事はなかった……」

 

<そして……>

【兵士B】
「セフィロスさんのようすが変なんだ」

 

<神羅屋敷地下研究室>

セフィロス
「クックックッ……」

 

<クラウド、セフィロスのいる神羅屋敷地下書斎へ行く>

セフィロス
「誰だ!!」
「フッ……裏切り者め」

クラウド
「裏切り者?」

セフィロス
「何も知らぬ裏切り者よ。教えてやろう」
「この星はもともとセトラのものだった。セトラは旅をする民族。旅をして、星を開き、そしてまた旅……」
「つらく、きびしい旅の果てに 約束の地を知り、至上の幸福を見つける」
「だが、旅を嫌う者たちが現れた。その者は旅することをやめ、家を持ち、安楽な生活を選んだ」
「セトラと星が生み出したものをうばい 何も返そうとしない」
「それがおまえたちの祖先だ」

クラウド
「セフィロス……」

セフィロス
「昔、この星を災害が襲った」
「おまえたち祖先は 逃げ回り……隠れたおかげで生きのびた」
「星の危機はセトラの犠牲で回避された。その後でのうのうと数をふやしたのが おまえたちだ」
「セトラはこうしてレポートの中に残るだけの種族となってしまった」

クラウド
「それがあんたとどういう関係があるんだ?」

セフィロス
「わからないのか?」
「2000年前の地層から発見されたジェノバと名づけられた古代種」
「そしてジェノバ・プロジェクト」
「ジェノバ・プロジェクトとは 古代種……つまりセトラの能力を持った人間を創り出すことだ」
「……創り出されたのはオレだ」

クラウド
「つ、つくりだされた!?」

セフィロス
「そう」
「ジェノバ・プロジェクトの責任者 天才的科学者ガスト博士が オレをつくりだした」

クラウド
「そんなこと……どうやって……」
「セ、セフィロス?」

セフィロス
「邪魔をするな。オレは母に会いに行く」

 

<クラウド、セフィロスより大分遅れて神羅屋敷を出ると、そこには村全体が火の海に包まれていた>

ザンガン
「おっ、あんたか! あんたは正気なんだろうな?」
「それならこっちに来て 手伝ってくれ!」
「俺はこの家を見てくる。あんたはそっちの家を!」

 

【兵士B】
「……セフィロ……ス」

 

【写真男】
「……な、なぁ…… おれ、死んじゃうの?」

 

クラウド
「ひどい……」
「セフィロス……ひどすぎる……」

<セフィロス、村人を次々に殺し、ニブル山のニブル魔晄炉へ一人、向かう>

 

<クラウド、追ってニブル魔晄炉>

<ティファパパの亡骸をかかえて、うずくまるティファ>

ティファ
「パパ……」
「セフィロスね!」
「セフィロスがやったのね!」
「セフィロス……ソルジャー……魔晄炉……神羅……ぜんぶ!」
「ぜんぶ大キライ!」

<ティファ、剣をひろい、奥へと進む>

 

セフィロス
「母さん、会いに来たよ。このとびらをあけておくれ」

ティファ
「よくもパパを! よくも村のみんなを!」

<ティファ、剣を振り上げ、セフィロスへ突進するも、すぐになぎ払われ、セフィロスが剣を奪う。→そしてセフィロス、ティファを斬る。→ティファ、ふき飛んで階段の下に転がり落ちる>

<そこへクラウド、登場>

<セフィロス、気にもとめず、奥の部屋(ジェノバルーム)へ入っていく>

ティファ
「……ピンチの……時には……来てくれるって 約束したのに……」

 

<ジェノバルーム>

セフィロス
「母さん、いっしょにこの星を取りもどそうよ」
「オレ、いいことを考えたんだよ。約束の地へ行こう」

クラウド
「セフィロス……」
「俺の家族を! 俺の故郷を! よくもやってくれたな!」

セフィロス
「クックックッ…… 母さん、またやつらが来たよ」
「母さんは優れた能力と知識、そして魔法で この星の支配者になるはずだった」
「けど、アイツラが.......」
「何のとりえも無いアイツラが」
「母さん達からこの星を奪ったんだよね」
「でも、もう悲しまないで」

<するとセフィロス、それがジェノバドール(ジェノバの人形)だと気づき、取り外す。→奥から見えたのは、真のジェノバであった>

クラウド
「俺の悲しみはどうしてくれる! 家族……友だち……故郷をうばわれた俺の悲しみは!!」
「あんたの悲しみと同じだ!」

セフィロス
「クックックッ……オレの悲しみ? 何を悲しむ?」
「オレは選ばれし者。この星の支配者として選ばれし存在だ」
「この星を、愚かなおまえたちから セトラの手にとりもどすために生をうけた。何を悲しめというのだ?」

クラウド
「セフィロス……信頼していたのに……
「いや、おまえは、もう 俺の知っているセフィロスじゃない!」

<セフィロスとクラウド、互いに向き合う>

<回想終了>

 

クラウド
「……この話はここで終わりなんだ」

バレット
「ちょっと待てよ! 続きはどうなったんだ?」

クラウド
「……覚えていない」

エアリス
「セフィロスはどうなったの?」

クラウド
「実力から言って、俺がセフィロスを倒せたとは思えないんだ」

ティファ
「公式記録ではセフィロスは死んだことになっていたわ。新聞でみたもの」

エアリス
「新聞は神羅が出してるのよ。信用できない」

クラウド
「……俺はたしかめたい。あの時、何があったのかを」
「セフィロスに戦いをいどんだ俺はまだ生きている。セフィロスは、なぜ俺を殺さなかったのか?」

ティファ
「……私も生きているわ」

エアリス
「なんだか、いろいろ、へん。ねえ、ジェノバは? 神羅ビルにいたのはジェノバ、よね?」

クラウド
「神羅がニブルヘイムからミッドガルへ運んだのは確実だな」

エアリス
「そのあと、また誰かが持ち出した? 神羅ビルからもなくなってたわよ」

ティファ
「セフィロス……?」

バレット
「が〜〜〜っ! わけがわかんねえ!」
「オレは行くぜ オレは行くぜ! オレは行くぜ!! 考えるのはオマエたちにまかせた!」
「おい、クラウド! 出発の準備を整えろ!」

<選択肢:「ちょっと待て」or「わかったよ」→「わかったよ」を選択>

バレット
「よっしゃ、行こうぜ!」

クラウド
「やれやれ……」

ティファ
「………」
「……ねぇクラウド」
「セフィロスに斬られた私はどんなふうだった?」

クラウド
「もうダメだと思った。……悲しかったよ」

ティファ
「………」

エアリス
「わたし……」
「古代種……セトラ……ジェノバ……セフィロス……わたし……」

ティファ
「行きましょう。バレットが待ってるわ」

レッド13
「実に興味ぶかい話だ……」

 

ティファ
「はい、クラウド。これをわたしておくわ」

<クラウド、PHSを受け取る>

エアリス
「『PHS』があれば いつでもクラウドに会えるね!」

ティファ
「じゃあ、先に行くわね」

 

 

<チョコボファーム・グリン&グリングリンの家>

グリン
「お客さんたち、この先の湿地帯をこえるつもりですか?」

<選択肢:「ああ」or「興味ないね」→「ああ」を選択>

グリン
「ふむ、それならチョコボを手に入れたほうが安全ですな」
「チョコボで湿地帯をイッキにかけ抜けるわけです」
「これがミドガルズオルムに襲われない方法」
「ミドガルズオルムとは…」
「身のたけ10メートルにならんとするヘビのバケモノ!!」
「湿地帯を進むズボズボ音を聞きつけ…」
「ウギャーッとおそいかかる!!!」
「そうならないためにも! グリン&グリングリン牧場のチョコボをお買い上げください」
「チョコボのお買い上げは向かって一番右の建物 チョコボ小屋におります孫にお申し付け下さい」

 

<チョコボ小屋>

グリングリン
「チョコボが欲しいの?」

クラウド
「う〜ん……」

<選択肢:「くれ」or「いらない」→「くれ」を選択>

グリングリン
「おじさんたち運が悪い!」

クラウド
「おじさん……」

グリングリン
「チョコボは売り切れちゃったんだ。外にいるのは、あずかり物なんでね」
「そうだ、チョコボがほしいなら 野生のをつかまえるといいよ」
「野生のチョコボのこと 何か知りたいかい?」

<選択肢:「どこにいる?」or「どうやって捕まえる?」or「他には?」or「興味ないね」→「どこにいる?」を選択>

グリングリン
「外で3本のツメあと見ただろ? あれがあるところには野生のチョコボが必ずいるよ」
「ただし『チョコボよせ』が無いとチョコボが現れないんだよ。もともと用心深い生き物だしね」

<選択肢:「チョコボよせ?」or「次の話を聞こう」→「チョコボよせ?」を選択>

グリングリン
「『チョコボよせ』はチョコボをおびきだすマテリアさ」
「これを装備しておくと野生のチョコボに会える。逆を言うとこれを装備しないとチョコボには会うことが出来ないわけさ」
「野生のチョコボのこと 何か知りたいかい?」

<選択肢:「どこにいる?」or「どうやって捕まえる?」or「他には?」or「興味ないね」→「どうやって捕まえる?」を選択>

グリングリン
「野生のチョコボは他のモンスターといっしょに出てくるんだ」
「けど、そのままじゃ他のモンスターが ジャマでチョコボを捕まえることが出来ない」
「だから、まずチョコボのまわりにいるモンスターを倒す必要があるんだ」

<選択肢:「それから?」or「次の話を聞こう」→「それから?」を選択>

グリングリン
「それに、野生のチョコボは用心深い ちょっとしたことで、逃げてしまう」
「けど、『野菜』を使うと 食べるのに夢中になって逃げにくくなるのさ」
「野生のチョコボのこと 何か知りたいかい?」

<選択肢:「どこにいる?」or「どうやって捕まえる?」or「他には?」or「興味ないね」→「他には?」を選択>

グリングリン
「チョコボは怒らせない方がいいよ 普段はおとなしいんだけど 怒らせると痛い目にあうのはこっちさ」
「あっ、それと一度捕まえたチョコボは 一度チョコボからおりたら一目散に逃げてしまうよ」
「野生のチョコボのこと 何か知りたいかい?」

<選択肢:「どこにいる?」or「どうやって捕まえる?」or「他には?」or「興味ないね」→「興味ないね」を選択>

グリングリン
「じゃあ、そろそろ商談に入ろうかな」
「今なら『チョコボよせ』を2000ギルで売ってあげるよ」
「買うかい?」

<選択肢:「買う」or「買わない」→「買う」を選択>

グリングリン
「まいどあり!」
「『野菜』も買っておいて そんはないよ」
「あっそれから、『野菜』によってチョコボが食べ終わる長さが違うからね」

 

クリン
「お兄ちゃんたち だいぶ、お金取られたでしょ?」
「でも、グリングリンお兄ちゃんやグリンおじいちゃんを怒らないでね」
「パパとママが死んでから ずっとそうなの……」

 

<チョコボをつかまえ、湿地帯を越える>

<ミスリルマイン前で、くし刺しにされたミドガルズオルムの惨殺死体を発見>

クラウド
「セフィロスが……やったのか……」

ティファ
「すごい……」

エアリス
「こんなことやっちゃう人が わたしたちの相手……」

 

<ミスリルマイン>

ルード
「ちょっと待った!」

ティファ
「あなたは?」

ルード
「おれが、だれだかわかるか?」

<選択肢:「タークスだろ?」or「興味ないね」→「タークスだろ?」を選択>

ルード
「知っているのなら話は早い……」
「おれたちタークスの仕事を説明するのは難しい……」

クラウド
「人さらいだろ?」

ルード
「悪意に満ちた言い方をするとそうなる……」
「……しかし いまはそれだけではない」
「……………………」
「……………………」

【イリーナ】
「先輩!」

イリーナ
「ルード先輩! しゃべるの苦手なんだから ムリしないで下さい」

ルード
「……イリーナ、たのむ」

イリーナ
「私、タークスの新人のイリーナ。レノがあんたたちにやられてタークスは人手不足」
「……おかげで私、タークスになれたんだけどね……」
「ま、それはともかく 私たちの任務はセフィロスの行方をつきとめること」
「それからあんたたちの邪魔をすること」
「あ、逆だったか。私たちの邪魔をしてるのはあんたたちだもんね」

<そこへ、ツォンが来る>

ツォン
「……イリーナ。しゃべりすぎだぞ」

イリーナ
「ツォンさん!?」

ツォン
「我々の任務を、彼らに教えてやる必要はない」

イリーナ
「すいません……ツォンさん」

ツォン
「お前たちには、別の任務を与えてあったはずだ」
「行け。定時連絡を欠かすなよ」

イリーナ
「あっ! そうでした!」
「それでは、私とルード先輩は【ジュノンの港】へ向かったセフィロスを追いかけます!」

ツォン
「……イリーナ。私の言葉の意味がわからなかったようだな」

イリーナ
「あっ! す、すいません……」

ツォン
「……行け。セフィロスを逃すなよ」

ルード&イリーナ
「はっ!」

ルード
「……レノが言ってた。きみたちに負わされたケガが治ったらあいさつしたいと」
「親愛なるきみたちに新しい武器を見せたいそうだ」

<ルードとイリーナ、先に行く>

ツォン
「さて……」
「エアリス……久しぶりだな」
「しばらくの間、君は神羅からは自由の身だ。セフィロスが現れたからな」

エアリス
「……なに、言いたいの? セフィロスに感謝しろって?」

ツォン
「いや……」
「あまり会えなくなるが元気でな」

エアリス
「……あなたに、そんなこと 言われるなんて、不思議」

ツォン
「では、諸君。できれば神羅の邪魔はしないでもらいたいものだな」

<ツォン、去る>

 

 

<コンドルフォート>

【若者】
「ここは長い長いあいだ神羅軍と闘ってきた戦場」
「いまはじっくりとコシをすえて彼らと闘っている」
「もしあんたらの旅に余裕があるならば我々に協力してくれ」
「でも無理にとはいわん。急ぎの用があるならそちらをすましてからのほうがよいだろう」

<選択肢:「ジュノンの街はどこにある?」or「協力してもいいが」→「協力してもいいが」を選択>

【若者】
「そうか! それなら上に登ってくわしい話をきいてくれ」

 

【老人】
「ほう、珍しいな こんなところまで登ってくるとはな」
「…… 変わった目をしているな。まあ、関係ないか。ここはもうすぐ神羅との戦場となる。まきぞえにならないうちに、降りなさい」

ティファ
「神羅ですって?」

エアリス
「どういうこと? 戦場って」

【老人】
「あなたがたも、神羅とは何かあるらしいな。せっかく、ここまで登ってきたんだ。ちょっとだけ話を聞いていかないか?」

クラウド
「……」

<選択肢:「いいだろう」or「やめておこう」→「いいだろう」を選択>

【老人】
「この山の上になにがのっているかわかるかな?」

エアリス
「おっきな、鳥さん」

クラウド
「魔晄炉と、コンドルだな」

【老人】
「確かに、山の上にあるのはコンドルと魔晄炉だ」
「神羅は、魔晄炉の上にコンドルがいることが気にくわないらしい」

ティファ
「魔晄炉の上にコンドルがいちゃダメなのかしら?」

エアリス
「ど〜して?」

【老人】
「どうやら、この上の魔晄炉には なにやら、特別なマテリアがあるらしい」
「そこへコンドルがきたので神羅は、あわてて軍を送ってきた」
「軍の目的は、コンドルと この山に住むわたしたちの排除だ」
「今、コンドルは、数年に一度しか生まないタマゴを温めている」
「わたしたちは、神羅の手から コンドルの営みを守ってやりたい」

クラウド
「新しい命か……」

ティファ
「コンドルのタマゴ 生命の営み」
「星の命 守らなくちゃ」

エアリス
「コンドルのタマゴ、守らないと、ね?」

【老人】
「残念ながら、私たちには直接、神羅と戦うだけの能力はない」
「兵を雇って、いっしょに戦ってもらっている」
「スポンサーとして、ギルの援助でもいい いっしょに戦ってくれるのでもいい…」
「どうだろう いっしょに戦ってもらえないか?」

クラウド
「……」

ティファ
「クラウド……」

エアリス
「クラウド 何 迷ってるの?」

クラウド
「……」

<選択肢:「わかった」or「興味ないな」→「わかった」を選択>

ティファ
「クラウド、ありがとう」

エアリス
「そうよね。がんばりましょ」

 

【若者】
「引き受けてくれてありがとう」
「じゃあさっそく戦術の説明をしようか」
「敵は、この山の魔晄炉を目指して登ってくる。それにたいして、ワナを置き 兵を雇って守るのだ」
「まあ、これだけなのだが…… この村は、お金がない。戦おうにも、お金がなくて何もできない」
「なにせ、兵を雇うと400ギルも必要となる。20部隊雇うと、8000ギルにもなってしまう」
「つまり、君たちにおねがいするのは時間があるのであれば 君たちのお金で兵を雇い、ワナを買って配置し、指示してもらいたい」
「時間がないのであれば 資金援助をおねがいしてもらいたい」
「資金援助してもらえば その資金で兵を雇い神羅の攻撃を防げる」
「ものすごい勝手なことを言っているのは じゅうぶん承知している」
「母親たちと子どもたちは、別の村に移した。私たちも、かくごはできている」
「話を元にもどそう。もしこの小屋に敵が進入したときは 君たちが直接戦わなければならなくなる」
「まあ、1回負けたからといって それで、終わりにはならないけど 何度も負けてしまうと、危険だね」
「さて、何か聞きたいことはあるかい?」

<ここで多数の選択肢が出るが、もう大体把握しているので、最後の「もうじゅうぶんだ」を選択>

【若者】
「お、ちょうどいいのが登ってきたぞ。手始めには、ちょうどいい敵だ。それじゃあいっちょ、おねがいしますか」
「もう準備はいいかい?」

<選択肢:「まだ準備ができていない」or「準備はできている」or「資金援助する」or「今回はまかせる」or「説明を聞きたい」→「準備はできている」を選択>

【若者】
「今回の敵は、10匹程度だ。ビーストの数が多いようなので アタッカーを多めに配置した方がいいかもしれないな」

 

<シミュレーションバトル開始>

<敵を殲滅>

<シミュレーションバトル終了>

 

【若者】
「ふう、うまくいったな。しかし、神羅はかならずまたやってくる」
「次は、いつ攻めてくるかわからないから ときどき、見にきてくれよ」
「味方は、11体残ったから2200ギル返すよ」
「そうそう、さっきの戦場で いいものをみつけたんだよ。君たちの役にたてばいいな」

<クラウド、『マジックコーム』を受け取る>

 

 

<クラウド一行、アンダージュノンにたどりつく>

クラウド
「なんだ、この村は? やけにさびれているな……」

 

クラウド
「ここはどんなところだ?」

【老婆】
「なんだね、あんたたち? どこから来たんだい」

クラウド
「黒いマントの男を見なかったか?」

【老婆】
「さあ……そんな人 とんと見かけんねぇ」

 

<イルカの入り江>

【プリシラ】
「ねぇ〜! イルカさ〜ん!!」

<プリシラが呼ぶと、イルカが来る>

【プリシラ】
「わたしの名前はね プ〜リ〜シ〜ラ!  はい、言ってみて!」

<そこへ、クラウドたちが来る>

プリシラ
「あなたたち誰なの? もしかして神羅の人間!?」

エアリス
「ちがうの! わたしたち、神羅と無関係なのよ」

クラウド
「……というわけなんだ」

プリシラ
「信用できないわ! ここから出ていって」

クラウド
「まいったな……」

ティファ
「あれを見て!」

<モンスターが現れ、イルカを襲う>

プリシラ
「イルカさんが、あぶない!」

<プリシラ、イルカのもとへ駆け寄るが、モンスターにはばまれ、水中に沈む>

クラウド
「おい、助けるぞ!」

<戦闘:ボトムスウェア>

<ボトムスウェアを撃破>

<戦闘終了>

 

クラウド
「まいったな… もしかして死んでしまったのか?」

【住民】
「プリシラ!!」

<そこへ、住民がプリシラに駆け寄る>

【住民】
「ダメだわい……呼吸しとらん……」
「オッ、あれじゃ!」
「若いの、人工呼吸じゃ!!」

クラウド
「人工呼吸って!?」

エアリス
「クラウド、はやくっ!」

クラウド
「あ、いや あの、女の子だし……」

ティファ
「クラウド、どうするの?」

【住民】
「なんだ? 知らんのか〜? 教えてやるから、こっちに来なさい」

クラウド
「……しかたない」

【住民】
「とにかく息を大きく吸いこんで 限界までに息を止める。そして、その息を口うつしするのじゃ」
「早くするんじゃ!」

<クラウド、人工呼吸をする>

 

プリシラ
「う、う〜ん」

【住民】
「ほほっ! だいじょうぶかプリシラ?」

<住民、プリシラを持ち上げ、そのまま去る>

 

<クラウド一行、その住民の家の前まで来る>

【住民】
「すまんね、クラウドくん。プリシラは、すこし休ませなくちゃいかんのじゃ」

 

【老婆】
「ちょっと、おはいり」

<言われるがまま、家の中に入る>

【老婆】
「話は聞いたよ。プリシラが世話になったね」
「あんたたちもつかれただろ? 休むんならここをつかっておくれ」
「ゆっくりしていっておくれ」

 

エアリス
「休もっか?」

クラウド
「そうだな……」

<選択肢:「やっぱりあとにしよう」or「ひと休みしよう」→「ひと休みしよう」を選択>

<それぞれベッドで仮眠をとる…>

 

【謎の声】
『……そういえば』

クラウド
「また、あんたか?」
「……あんた誰だ?」

【謎の声】
『……そのうちわかるさ。……それより5年前』

クラウド
「5年前……ニブルヘイム?」

【謎の声】
『あのときは……ニブル山へ行ったとき ティファがガイドだったよな』

クラウド
「ああ……おどろいたな」

【謎の声】
「でも、それ以外、ティファはどこにいたんだろ?』

クラウド
「……さあな」

【謎の声】
『せっかく久しぶりに会えるチャンスだったのに』

クラウド
「……そうだな」

【謎の声】
『どうして二人きりで会えなかったんだろう?』

クラウド
「……わからない。はっきり覚えてないから……」

【謎の声】
『なあ、ティファに聞いてみろよ』

クラウド
「……ああ」

【謎の声】
『さあ、起きろ!』

 

【ティファ】
「ねえ、起きて、起きてったら、クラウド!」

クラウド
「ティファ……」
「俺とセフィロスがニブルヘイムに行ったとき ティファはどこにいた?」

ティファ
「……会ったでしょ?」

クラウド
「それ以外の時間だ」

ティファ
「う〜ん……5年前なのよ。覚えてないわ」
「ね、それより外の様子が変なの。早く来て、クラウド」

<クラウド、外に出る。→するとどこからともなくルーファウス歓迎式典の音楽が流れていた…>

 

エアリス
「女の子が目をさましたらしいの」

ティファ
「ねっ、何だか様子が変でしょ? きゅうに、さわがしくなって」

レッド13
「このさわがしさは 神羅と何か関係があるのかもな?」

バレット
「なんだか上の方が さわがしいな」

<そこへ、プリシラが来る>

クラウド
「もう、だいじょうぶなのか?」

プリシラ
「あのぅ……助けてくれて ありがとう……」
「神羅のやつとまちがえちゃってごめんね……」

クラウド
「かまわないよ」

プリシラ
「おにいちゃんにイイものあげる!」
「海のお守りなのよ だいじにしてね」

<クラウド、『シヴァ』のマテリアを受け取る>

バレット
「この音楽は何だ? ずいぶんにぎやかじゃねえか」

プリシラ
「これは神羅の新しい社長の歓迎式のリハーサルだと思う」

バレット
「ルーファウス!? これはあいさつに行かなくちゃな」

プリシラ
「ここはね、じいちゃんやばあちゃんが子供のころには とてもきれいな海岸だったって」
「でも神羅が上の街をつくってから 日もあたらなくなったし 海も汚れちゃって……」
「そんな話を聞いて育ったから わたし、神羅がにくらしくて しょうがないの」

エアリス
「ルーファウスもここから海をこえるつもりなのかな?」
「あれっ? それじゃ、セフィロスはもう、海を渡っちゃったってこと?」

レッド13
「クラウドよ、ルーファウスにとどめをささなかったのか?」

バレット
「なんとかして上の街に行きてぇな。柱でもよじのぼるか?」

プリシラ
「ダメダメ! 柱の下は高圧電流が流れてるの むやみに近づいたらキケンよ」
「でも……イルカさんの力をかりれば なんとかなるかな。ちょっと来て」

<プリシラ、イルカの入り江の方へ駆け出す>

ティファ
「高圧電流の柱ねぇ……」
「こういうことは、クラウドが うまくやってくれるのよね」

エアリス
「そうね、あの子のことは クラウドにまかせましょ!」

クラウド
「オッ、オイ!」
「ちょっと、まてよ!」

 

<クラウド一人、プリシラを追って、イルカの入り江に行く>

プリシラ
「おにいちゃん ちょっと見ていて」

<プリシラが笛を吹くと、イルカがシャンプする>

<そこへ、バレットが来る>

バレット
「見せてもらったぜ、イルカのジャンプ すごいもんじゃねぇか!」

【プリシラ】
「すごいでしょ! このホイッスルを吹くと イルカさんがジャンプしてくれるの」
「ハイ! ホイッスルをおにいちゃんにプレゼント」

クラウド
「プ、プレゼントって……どうしろっていうんだ!?」

【プリシラ】
「海に入ってホイッスルを吹くと イルカさんが柱の上までジャンプさせてくれるわ!」

クラウド
「柱の上までジャンプだって!?」

【プリシラ】
「柱の上のほうに、ボウが突き出しているの。位置を合わせてジャンプすれば ボウに乗って、上の街まで上れるはずよ」

バレット
「クラウド、がんばれよ! おまえが上手くやったら オレたちも行くからよ!」
「おっと、それにPHSをあずかっておいたぜ。ぬれたら壊れちまうからな」

【プリシラ】
「イルカさんとジャンプしてみる?」

<選択肢:「もう1回説明してくれ」or「やってみる」or「やめておく」→「やってみる」を選択>

<クラウド、イルカに乗り、ジャンプしてボウの上に飛び移る。→そのまま上にのぼり、エアポートにたどりつく>

 

 

 

TO BE CONTINUED....


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