仲間たちの過去2


<コレルプリズン>

ティファ
「クラウド だいじょうぶ?」

クラウド
「ここは?」

ケット・シー
「サバクのかんごく……コレルプリズンやな」

クラウド
「サバクのかんごく?」

ケット・シー
「そや、サバクの流砂にかこまれた自然のかんごくや」
「一度入ったら、出ることはかなわんって、聞いてます…」
「けど、たしかナンか特例があったような…」

ティファ
「バレット!?」

<ティファがバレットを見つけ、三人は駆け寄る>

<バレット、人間の死体の前に呆然と立っている>

クラウド
「バレット……」
「あんたまさか本当に……」

バレット
「来るな! これはオレの…… オレがカタをつけなくちゃならねえことなんだ」
「ほっといてくれ……」

<バレット、去る>

ケット・シー
「ヒョーッ! あの人も、みなさんのお知り合い? なんやアブなそうな人やなぁ〜」

ティファ
「そんな……バレット……」

 

<民家>

バレット
「来るなと言ったじゃねえか!」

<バレット、銃口をクラウドたちに向ける>

ケット・シー
「ちょ、ちょっとタンマ! 話し、しましょ! な、話せばわかるって!」

<バレット、銃の引き金を引くと、倒れたのは後ろにいる人間であった>

バレット
「おまえたちをまきこみたくなかった……」

<そこへ、エアリスとレッド13が来る>

エアリス
「それ、クラウドのセリフ! 『危険だ、まきこむわけにはいかない』とかなんとか、ね」

ティファ
「そうそう。それに私たち、もう思いっきりまきこまれちゃってるんだから」

エアリス
「上でバレット見つけてあわててここまで来たの。バレット、ちゃんと説明して」

バレット
「おまえたち……」

レッド13
「闘技場の事件は片腕が銃の男のしわざだと聞いた。……あんたか?」

バレット
「もう1人いるんだ……片腕に銃をもつ男。4年前、あの日から……」

 

<回想>

【バレット】
「あの日…… 建設中の魔晄炉を見物にいった帰り道だった……」

 

【村長】
「バレット! ダイン! 大変だ! 村が襲われた! 神羅の兵だ!」

バレット
「なにっ!!!」

 

<バレット、ダイン、村が焼き払われている光景を、丘の上で見下ろす>

バレット
「なんてこった……」

<バレット、その場にひざをついて嘆く>

ダイン
「おい、バレット! まだ終わっちゃいねえ!」
「みんなが、待ってる!! 俺たちの村へ帰るぞ!」

 

【村長】
「バレット! ダイン! 村をたのんだぞ…」

<村長、撃たれる>

バレット
「チッ!! おやっさん!!」

<兵士が奇襲をかける>

ダイン
「おい、バレット! 急ぐんだ!」

バレット
「クッ……!!」

ダイン
「バレット!! ここはこらえろ!!」

スカーレット
「キャハハハハハ!!」
「下手な鉄砲はいくら撃ってもあたんないんだよ!!」
「キャハハハハハ!!! ほら、遊んでないで援護しな!!」

ダイン
「あぶねえ!!」

<ダイン、がけから転げ落ちる。→バレット、手をつかんで、ダインが落ちるのを防ぐ>

バレット
「ダイン!! 離すんじゃねえぞ!!」
「いいか!! 村へ帰るんだろ!!」

ダイン
「ああ……。離すわけねえ……」
「俺たちの村に帰るんだ………みんなが待ってる…」
「エレノアが…マリンが……俺たちの帰りを……」

<しかし、銃弾がそれぞれつかんでいる手に直撃。→ダイン、落下>

<回想終了>

 

バレット
「オレの右腕は もう使い物にならなかった」
「……しばらく悩んだけどよ」
「オレは右腕をすて この銃を手に入れた」
「オレからすべてを奪っていった神羅に復讐するための新しい右腕……」
「そのときの医者から聞いたのさ。オレと同じ手術を望んだ男がもう1人いるってことをな」
「ただし、そいつは左腕が銃になっている」

クラウド
「…………」

エアリス
「でも……それならダインもあなたと同じ、でしょ?」

ティファ
「そうよね。神羅にだまされたんだもの」
「きっと、いっしょに神羅と戦ってくれるわ」

バレット
「……わからねえ。わからねえが、オレはダインにあやまらなくちゃ気がすまねえ」
「だからよ、1人でいかせてくれ」

クラウド
「好きにすればいい」
「と、いいたいところだがダメだな ここで、アンタに死なれると夢見が悪そうだ」

エアリス
「バレット ここで終わりじゃないよ」

ティファ
「星を救うんでしょ?」

バレット
「へっ! ティファ、もうわかっただろ?」
「星を救うなんてカッコつけてるが オレは神羅に復讐したいだけなんだ。自分の気がすむようにしたいだけなんだよ!」

ティファ
「……いいじゃない、べつに。私だって似たようなものだわ」

エアリス
「わかりやすいよ、そのほうが。バレットらしいもん」

クラウド
「というわけだ、バレット。さて、バレットと俺と……」

<パーティー組替え:クラウド・バレット・ティファ>

 

【ダインの部下】
「今日のボスはすげぇキゲンが悪ぃや… いや、ありゃあキゲンがいいのか?」

 

<ダインのアジト>

バレット
「……ダイン……おまえなのか?」

ダイン
「なつかしい声だな……」
「忘れようにも忘れられない声だ……」

バレット
「いつか会えると信じていた…… オレと同じ手術を受け どこかで生きていると……」
「聞いてくれダイン。おまえに……」

<バレット、ダインに近寄るが、銃弾ではばまれる>

ダイン
「声が……聞こえるんだ」

バレット
「……?」

ダイン
「聞こえるんだよ、エレノアの声が。おねがいだから……バレットをうらまないでってさ」
「だから、あんたを追っかけるのはやめといた……」

バレット
「……自分の愚かさは知っている。許してくれとは言わない」
「でもよ……こんなところで何をしてるんだ?」
「関係ない人間を殺してどうなる? なぜだ?」

ダイン
「……なぜ!? 理由を聞いてどうする!?」
「それで殺された人間はなっとくするのか? 神羅の言い分を聞けばコレル村の人間は了解するのか!?」
「理由なんてどうでもいい!」
「与えられるのは銃弾と不条理… 残されるのは絶望と無の世界… それだけだ!!」

バレット
「…………」

<ダイン、そこら中に銃を撃つ>

ダイン
「それでも聞きたいか? ……ならば教えてやろう」
「俺はな、壊してしまいたいんだよ」
「この街の人間を」
「この街のすべてを」
「この世界のすべてを!」
「この世界にはもう何もない。コレル村、エレノア……マリン……」

バレット
「マリンは……マリンは生きている」

ダイン
「……?」

バレット
「あのあと、オレは村にもどった。もう逃げられない…そう思った」
「だからせめて、最後はミーナのそばにいたいと思った」
「そこであの子を…… おまえの娘、マリンを見つけた」

ダイン
「……」

バレット
「マリンはミッドガルにいるんだ。一緒に会いに行こう、な?」

ダイン
「そうか……生きているのか……」
「わかったよ、バレット。やはりおまえと戦わなくてはならないな」

バレット
「なんだと!?」

ダイン
「エレノアが1人でさみしがってる。マリンも連れて行ってやらないとな」

バレット
「ダイン……正気か!?」

ダイン
「マリンだって母さんに会いたがってるだろ?」

<ダイン、バレットに銃を撃つ>

バレット
「やめろ、ダイン! オレはここで死ぬわけにはいかねえんだ!」

ダイン
「そうかい。俺はあの日から命はすててるぜ」

バレット
「やめてくれ! おまえとはやりたくねえ!」

クラウド
「バレット!」

バレット
「クラウド、手を出すな! これは、オレの問題だ!!」

<戦闘:ダイン(バレットと一対一)>

<ダインを撃破>

ダイン
「うっ!」

<戦闘終了>

【ダイン】
「来るな!!」

<ダイン、足を引きずらせながら壁によりかかる>

ダイン
「……俺はあの時 片腕と……いっしょに」
「かけがえのないものを失った…… どこで……くいちがっちまったのかな……」

バレット
「ダイン……わからねえよ」
「オレたち……こういうやりかたでしか決着をつけられなかったのか?」

ダイン
「言ったはずだ……俺は……壊してしまいたかったんだよ……」
「何もかも…… このくるった世界も……俺自身も……」

バレット
「マリンは! マリンはどうなるんだ!」

ダイン
「……考えてみろ……バレット……あのときマリンはいくつだった……?」
「いまさら……いまさら俺が出ていったところで あの子には……わかるはずもない……」
「それにな……バレット……」
「マリンを抱いてやるには 俺の手は……少々汚れすぎちまったのさ……」

バレット
「……」

ダイン
「バレット…」

<ダイン、ペンダントをバレットに投げわたす>

ダイン
「そのペンダントをマリンに… エレ…ノアの…… 女房の……かたみ……」

バレット
「わかった……」

ダイン
「……そうか……マリンが……もう……4つ…か……」

<ダイン、足を引きずらせながら、がけへ向かう>

ダイン
「バレット……マリンを…………泣かせる…な…よ……」

バレット
「ダイン……?」
「ダイン!」

<ダイン、両手を広げ、背中からそのままがけ下へ落ちる>

バレット
「ダイーーーン!!」

<バレット、ひざをつく>

バレット
「……ダイン。おまえと同じなんだ……」
「オレだって……オレの手だって……汚れちまってる……」
「うおぉぉーーーー!!!」

 

コーツ
「何か用か?」

バレット
「上へ行きてえ」

コーツ
「だからよ、ボスの許可をとってチョコボレースに……」

バレット
「ダインはワケがあって話ができなくなった」
「そのかわり、これをもらってきたぜ」

<バレット、ペンダントを見せる>

コーツ
「ゲッ……」

バレット
「上へ行きてえ」

コーツ
「わ、わかったよ」
「……ダインをやったのか?」
「いや、そうなんだろうな。そんなもの持ってるんだからな」
「そうか……ダインが死んだか これで、ここも少しは落ちついた土地になるぜ」
「なにしろダインはだれかれかまわず……」

<バレット、コーツの襟首をつかむ>

バレット
「てめえに何がわかるってんだ!!」

コーツ
「わわわ、わかった! いや、なんにもわかってないです。す、すいません」

クラウド
「それじゃあ、ここから出してもらおうか?」

コーツ
「ん? あんたたち なんか、かんちがいしてないか?」
「前に、少し言ったと思うが ここからでる手段は、ただひとつ」
「ゴールドソーサーで行われるチョコボレースで優勝するしかねぇ」
「それに、一度に上に行けるレーサーはたった1人だ」

バレット
「なんだと!」

コーツ
「だーーっ! いくら、おどしてもダメだ!!」
「このルールだけは変えるわけにはいかねぇ」
「ここの規律がメチャクチャになっちまう! これは、ゆずれねぇ!」
「ひ、1人は上に送ってやる。後は、そいつがディオと取り引きするなり、なんなりしな」

バレット
「ちっ! しょうがねぇ」
「クラウド、おまえが行ってこい」
「オレたちは、下でまってるからよ」
「さっさと、チョコボレースとかいうのに勝って、こっちもなんとかしろ!」

ティファ
「そうね、クラウド。私たち待ってるからたのむわよ」

コーツ
「は、話は、まとまったか?」
「じゃあ、あとはマネージャーか」
「チョコボレースの登録やちょうたつをする役目なんだが……」

【エスト】
「は〜い、話、聞かせてもらっちゃった」

コーツ
「エストか?」

<エストが入ってくる>

エスト
「あたしがマネージャーやるわ」

コーツ
「まぁ、もんくはねぇが……」
「こいつはエスト。 見た目は変だろ?」
「でも、チョコボレースのマネージメントで右に出るやつはいねぇ」

エスト
「しっつれいな言い方ね」
「まぁ、いいわ。よろしくクラウドさん」

コーツ
「よし、クラウドさんとやら」
「柱のエレベーターから上に送ってやる。くわしいことはエストから聞きな」

 

<エレーベーター>

エスト
「そう、そんなことがあったの わかったわ、ディオ園長には私から話をしておくわ」
「あなたは、取りあえずレースに集中して」
「そうそう、さっきの話の続きだけど チョコボレーサーにはいろんな人がいるの。犯罪者だけのレースってわけじゃないのよ」
「名声のために戦い続けている人 お金のために戦う人 レースにのみ生き場所を感じている人… あなた、みたいな人をふくめてね」
「あっ、そうだ チョコボの騎乗方法 教えておくわね」

<選択肢:「ああ」or「興味ない」→「ああ」を選択>

エスト
「え〜と まず『SELECT』ボタンでオートとマニュアルを切り替えるの」
「簡単に言うと、自分で命令するかチョコボの好きに走らせるかね」
「でも、自分の思うとおりには中々走らせられないわよ。チョコボと仲が良くないと言うことを聞いてくれないから」
「こればっかりは今回はしょうがないわね」
「けど、私の用意するチョコボはおとなしい子が多いから けっこう、うまくやれると思うわ」
「それから、自分で命令してる時に□ボタンでスピードアップ ×ボタンでスピードダウン」
「ただし、チョコボが本来持っている能力以上のスピードをだすとどんどんスタミナが減ってくの」
「それと方向キーの左右でチョコボを左右に○ボタンでムチを入れていっきにスピードを上げられるわ」
「もちろんスタミナの消費は激しくなるけどね」
「あと、気性の悪いチョコボは自分のペースがわからなくて すぐスタミナを使いきっちゃうの」
「そういうチョコボは、すぐにマニュアル(自分で動かす)操作してスピードを落としてやるといいわ」
「最後にね、セッカチな人におすすめなんだけど 1、2着のチョコボがゴールした後に」
「『START』ボタンを押すと途中でレースを見るのをやめることができるわ」

 

<レーサー控え室>


「新入りかい?」

エスト
「こんにちは、ジョー」

ジョー
「やぁ、エスト 今日も美しいね」

エスト
「ふふ、ありがと」
「しょうかいするわ、クラウド」
「彼はジョー、現役チョコボレーサーのトップをいく人よ」

ジョー
「以後お見知りおきを クラウド君」
「しかし、エストがじかについているというということは……」

エスト
「そ! 期待の新人ってところかしら」
「なんてったって、下に来て たった1日でここにいるんだから!!」

【レーサーたち】
『なに!!』

ジョー
「なるほどな……」
「いったい、下で何をした?」
「いや……ここで過去を聞くのはタブーだったな…」
「おもしろいよ…… 君とはまた、会えそうな気がする」
「では、また会おう、クラウド君」

<ジョー、去る>

エスト
「じゃあ私はチョコボの手配をしてくるわ。しばらくここで待っててね」

<エスト、去る>

 

【レーサーA】
「………」

【レーサーB】
「話すことはねぇ」

【レーサーC】
「………」

【レーサーD】
「あんまし、いい気になるんじゃねぇぞ。腕っぷしなんてレースになりゃあ関係ねぇからな」

 

【アナウンス】
「まもなく、レースがスタートします 次のレースに出場のチョコボレーサーはパドックまでおこしください」
「くりかえします……」

 

エスト
「クラウド」
「はい、おまたせ クラウドも次のレースに登録しておいたわ」
「まぁ、私が用意したチョコボなんだから、簡単には負けないわよ」
「そうそう もう一度、乗り方を聞いておく?」

<選択肢:「そうだな」or「いや、いい」→「いや、いい」を選択>

エスト
「それじゃあ、がんばってきてね」

 

<チョコボレース開始>

<チョコボレース終了:結果・惨敗>

 

エスト
「残念だったわね」
「けど、内容が悪すぎるわ」
「じゃあ、もう少しいいチョコボを探してくるわ。しばらく待っててね」

 

【アナウンス】
「まもなく、レースがスタートします 次のレースに出場のチョコボレーサーはパドックまでおこしください」
「くりかえします……」

 

エスト
「クラウド」
「はい、おまたせ クラウドも次のレースに登録しておいたわ」
「まぁ、私が用意したチョコボなんだから、簡単には負けないわよ」
「そうそう もう一度、乗り方を聞いておく?」

<選択肢:「そうだな」or「いや、いい」→「いや、いい」を選択>

エスト
「それじゃあ、がんばってきてね」

 

<チョコボレース開始>

<チョコボレース終了:結果・優勝>

 

エスト
「おめでとう!! これで晴れて自由の身よ」
「あっ、そうだ これ園長からの手紙 勝ったら渡すようにって」

ディオ
「少年なら自分の力で、勝利を手に入れ この手紙を読んでくれていると信じている」
「ダインのことはエスト君から聞いた。少年が勝つことができたなら私の権限で、君の仲間の自由も約束しよう」
「それと、おわびと言ってはなんだが、プレゼントを用意した 旅のやくにたててくれたまえ」
「これでも、多忙な身の上。手紙という形でしつれいした。では   ディオちゃん より」

クラウド
「プレゼント?」

<するとPHSが鳴る>

エアリス
「クラウド!? ね、すごいのよ! いまね、園長の使いとかいう人が来て 『バギー』置いていったの」
「これがあれば『サバク』も『川』もラクラクよ」
「じゃ、クラウド。外でまってるね」

クラウド
(ん? 手紙に続きがある)

【ディオ】
「P.S. この間、私はセフィロスにあったぞ 少年たちの時代では、彼のファンもいるだろう」
「サインでももらったらどうだ? 彼は、ここから【南の川を越えてゴンガガエリア】に向かったようだぞ」

クラウド
「セフィロス……」

エスト
「じゃあ、お別れね」
「そうだ。いつか、自分のレースチョコボを持てるようになったら もう一度ここに来るといいわ」
「また私が、登録とかいろんなことして、あ・げ・る また、会いましょうね」

 

 

<ゴンガガエリアの森林>

<戦闘:謎のニンジャ>

<謎のニンジャを撃破>

<戦闘終了>

ティファ
「クラウド、あのコ知ってるの?」

エアリス
「だ〜れ?あのコ……」

<クラウド、左上のセーブポイントに触れる。→メニュー画面を開き、閉じると、謎のニンジャがいなくなっている>

【謎のニンジャ】
「へへーん! やーい、だまされただろ! ザマーミロ!」

ティファ
「アッ! 私のお金、少なくなってる!」

<2000ギル盗まれた>

ティファ
「ちょっと待ちなさい! 私のお金は!?」
「こら〜! お金返しなさ〜い!!」

 

<戦闘:謎のニンジャ>

<謎のニンジャを撃破>

<戦闘終了>

【謎のニンジャ】
「チクショ〜……このアタシが負けるなんて……」
「やい、このツンツン頭! もう1回、もう1回勝負だ!」

<選択肢:「いいだろう」or「興味ないね」→「興味ないね」を選択>

【謎のニンジャ】
「ム、逃げる気? ちゃんと勝負しろ! しろったらしろ!」
「シュッシュッ……どうしたどうした!」
「アタシの強さにビビッてんだろ!」

<選択肢:「……まあな」or「何度やっても同じだ」→「……まあな」を選択>

【謎のニンジャ】
「へへ、や〜っぱそうか。ま、アタシの実力からいえばそれも当然だネ」
「アンタらもがんばれよ。また気が向いたら相手してやるからさ、んじゃね!」

<謎のニンジャ、去ろうとするが>

【謎のニンジャ】
「ホントに行っちゃうからね! ホントのホントだよ!」

<選択肢:「ご自由に……」or「ちょっと待った」→「ちょっと待った」を選択>

【謎のニンジャ】
「なんだよ、アタシにまだなんか用?」
「……ハハーン。さてはアレかな?」
「アタシがあんまり強いんで ぜひ助けてほしいと!」
「このアタシにいっしょに来てくれと! そういうこと?」

<選択肢:「……そういうこと」or「じょうだんじゃない」→「……そういうこと」を選択>

【謎のニンジャ】
「へへへ、やっぱりねえ。いや、まいったなあ。ウーン、どうしようかなあ」
「でも、そこまで言われちゃ このアタシもことわれないし……」
「よし、わかった! アンタらについてってやるよ!」

<選択肢:「……名前は?」or「……先を急ごう」→「先を急ごう」を選択>

【謎のニンジャ】
「あれ、ちょ、ちょっと……」
「ちょっと! アタシまだ名前……」

<ユフィの名前入力画面>

ユフィ
「アタシ、ユフィ! ひとつヨロシク!」
「へへへ……うまくいったよ」
「あとはアレをナニして……クックックッ……」
「オ〜イ、待ってよ! 待ってってば〜!!」
「盗んだお金ならホラ! ちゃんと返すからさァ!」
「……まだ使ってないぶんは」

 

 

<ゴンガガ・ジャングル>

クラウド
「……誰かいる」

 

レノ
「なあ、ルード。あんた、誰がいいんだ?」
「なに赤くなってるのかな、と。ん? 誰がいいのかな?」

ルード
「……………ティファ」

レノ
「な、なるほど……と」
「つらいところだな、あんたも」
「しかし、イリーナもかわいそうにな。あいつ、あんたのこと……」

ルード
「いや、あいつはツォンさんだ」

レノ
「そりゃ初耳だな、と。だってツォンさんは あの古代種……」

 

クラウド
「あいつら何の話をしてるんだ?」

<するとイリーナが後ろから現れる>

イリーナ
「ホント、くだらない!」
「先輩たち、いつでも誰が好きとかキライとか そんな話ばっかりなんですよ。ツォンさんは別ですけど」
「あ! いけない!」

<イリーナ、レノたちの方へ駆け出す>

イリーナ
「先輩たち! 来ました! あの人たち、ホントに来ましたよ!」

レノ
「そうか……出番だな、と」
「ルード……あの娘がいても手を抜くなよ、と」

ルード
「……仕事はちゃんとやるさ」

イリーナ
「じゃ、先輩たち。あとはよろしくおねがいします。私はツォンさんに報告にいきま〜す!」

<イリーナ、去る>

レノ
「久しぶりだな、と」
「7番街の借りは返すぞ、と」

<選択肢:「7番街……忘れたな」or「ジャマだ……どこか行け」→「ジャマだ……どこか行け」を選択>

レノ
「なめられるのは嫌いだな、と」

ルード
「これ以上、先に進ませない」

<戦闘:タークル:レノ&ルード>

<タークス:レノ&ルードを同時に撃破>

レノ
「逃げるが勝ちだぞっと」

<レノ、去る>

ルード
「……………………」

<ルード、去る>

<戦闘終了>

ティファ
「ねえ、なんか変じゃない? 待ちぶせされてたみたいよ」

クラウド
「尾行されたか……いや、そんな気配はなかった。ということは……」

エアリス
「神羅のスパイがいるとか……」

クラウド
「スパイがいるなんて 考えたくもない……」
「俺はみんなを信じるよ」

 

クラウド
「壊れた魔晄炉……」

 

<ザックスの家>

おじいさん
「旅の人かい……おんや? あんたのその目の輝きは……ソルジャーさんだね?」

おばあさん
「あらあらホントだよ! あんたウチの息子を知らないかい?」

おじいさん
「ザックスっちゅう名前なんたが」

おばあさん
「こんなイナカじゃくらせないとか言い残して都会へいったまま もう、かれこれ10年近く……」

おじいさん
「ソルジャーになるっちゅうて村を飛び出したんだ」
「あんた、知らないかい? ソルジャーのザックス」

クラウド
「さあ……知らないな」

エアリス
「ザックス……」

おじいさん
「娘さん、知ってるのかい?」

おばあさん
「そういえば6、7年前に手紙がきて ガールフレンドができましたって書いてあったけど、あんたかい?」

エアリス
「そんな……」

<エアリス、去る>

ティファ
「……ソルジャーのザックス……」

<ティファ、去る>

クラウド
「ふたりとも、どうしたんだ?」

おじいさん
「なあ、あんたザックスっちゅうソルジャーに会ったことはないかの?」

おばあさん
「10年も連絡もよこさんとは……なんちゅう息子じゃ」

 

クラウド
「エアリス……」

エアリス
「……この村にザックスの家があるなんて知らなかったからびっくりしちゃった」

クラウド
「知ってるヤツか?」

エアリス
「いつか話さなかった? わたし、初めて好きになった人」

クラウド
「……………」

エアリス
「ザックス…… ソルジャー・クラス1ST。クラウドと同じ」

クラウド
「クラス1STなんて何人もいないはずだ。でも俺は知らないな」

エアリス
「別にかまわないの。むかしのことだしね。ただ、行方不明だから心配なだけ」

クラウド
「行方不明?」

エアリス
「5年前かな? 仕事で出かけてそれっきり」
「女の子が大好きなヤツだったからね。どこかで知り合った子と仲良くなっちゃったのよ、きっと」
「あれ? どうしたの?」

<選択肢:「それは心配だな」or(やきもち……しっと……)→(やきもち……しっと……)を選択>

エアリス
「もしかして……やきもちやいてる? ん?  んん? どうなのかな、クラウドくん?」
「な〜んて、ごめんね」
「行きましょ、クラウド」

 

ティファ
「ザックス……」

クラウド
「知ってるのか?」

ティファ
「い、いいえ、知らないわ!」

クラウド
「いかにも知ってるって顔してるぞ」

ティファ
「知らないんだってば!」

クラウド
「わ、わかったよ」

ティファ
「…………」
「でもさ、ソルジャーになるっ! なんて言い出して村を出たなんてまるでクラウドみたいね」

クラウド
「あのころは、そういうヤツがたくさんいたんだろうな」

ティファ
「そんなたくさんのなかからソルジャーになるなんて クラウド、えらいえらい」
「そんけいしちゃうなぁ……」

<選択肢:「運が良かっただけさ」or「がんばったからな」→「がんばったからな」を選択>

ティファ
「努力はむくわれるってわけね」
「クラウド、心配してくれてありがとう。」

 

<メルトダウン魔晄炉>

クラウド
「壊れた魔晄炉……」

<そこへヘリコプターが飛んでくる>

クラウド
「神羅の兵器開発部部長スカーレットのおでましか」

<クラウド、物陰に隠れる>

スカーレット
「……フンッ! ここもダメだわ」
「チンケな魔晄炉にはチンケなマテリアしかないみたいね」
「ここの魔晄炉は失格ねえ」
「私が探してるのはビッグでラージでヒュージなマテリアなのよ。あなた知らない?」

ツォン
「……存じません。さっそく調査します」

スカーレット
「おねがいね。それがあれば究極の兵器がつくれそうなのよ」

ツォン
「それは楽しみですね」

スカーレット
「宝条がいなくなったおかげで私の兵器開発部に予算がた〜っぷりまわってくるの」

ツォン
「うらやましいかぎりです」

スカーレット
「でもね、せっかく完璧な兵器をつくっても あのバカなハイデッカーに使いこなせるかしら」

ツォン
「…………」

スカーレット
「あら、ごめんなさい! ハイデッカーはあなたの上司だったわね! キャハハハハ!」

ツォン
「…………」

スカーレット
「行きましょ!」

 

クラウド
「ビッグでラージでヒュージなマテリア?」
「究極の兵器? 完璧な兵器?」
「神羅め、今度は何を始めるつもりなんだ……」

 

 

<コスモキャニオン>

レッド13
「ただいま〜! ナナキ、帰りました〜」

【番人】
「おお、ナナキ! 無事だったか!」
「さあ、ブーゲンハーゲンさまにごあいさつを!」

クラウド
「……ナナキ?」

エアリス
「コスモ……キャニオン? 関係あるのかな? 星とか、古代種とか……」

ユフィ
「ムフフ……あるかなマテリア? マテリアあるかな?」

【番人】
「ようこそコスモキャニオンへ。この地のことはごぞんじですか?」

<選択肢:「知っている」or「知らないな」→「知らないな」を選択>

【番人】
「では、語らせていただきましょう」
「ここには世界中から『星命学』を求める人々があつまってきています」
「んが! 今は定員いっぱいなので 中には入れてあげません」

レッド13
「その人たちにはほんのちょっとだけ世話になったんだ。いれてあげてよ」

【番人】
「……そうですか。ナナキがほんのちょっとだけ世話になりましたか。では、どうぞおはいり下さい」

クラウド
「ナナキというのは?」

【番人】
「ナナキはナナキ。かれの名前です」

 

レッド13
「これがオイラの……ちがうちがう! ……ここが私の故郷だ」
「私の一族はこの美しい谷と星を理解する人々を守ってくらしてきた」
「だが勇ましい戦士であった母は死に ふぬけの父は逃げだし 一族は私だけになってしまった」

クラウド
「ふぬけの父?」

レッド13
「ああ。父は見下げたふぬけ野郎だ」
「だから、ここを守るのは残された私の使命だ。私の旅はここで終わりだ」

【ブーゲンハーゲン】
「お〜い! ナナキ〜! 帰ったのか〜!」

レッド13
「いまいくよ! じっちゃん!」

<レッド13、駆け出す>

ユフィ
「休も休も休も! アタシたちも休もっ! よし、けってーい!」

<バーティー、一時バラバラになる>

 

<マテリアショップ>

ユフィ
「あ〜あ! たいくつそうなところだよ。たいしたマテリアもないしね」

 

<パブ「スターレット」>

エアリス
「ここなら約束の地とか古代種とか くわしい人、いるかもね」

 

<ブーゲンの研究所>

レッド13
「クラウド、この人がブーゲンのじっちゃん」
「なんでも知ってるすごいじっちゃんさ」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。ナナキがちょっとだけ世話になったようじゃの」
「ナナキはまだまだ子供だからのう」

レッド13
「やめてくれよ、じっちゃん! オイラはもう48歳だよ」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。ナナキの一族は長命じゃ」
「48歳といっても人間の年で考えればまだ15、6歳くらいのものじゃ」

クラウド
「15、6歳!?」

ブーゲンハーゲン
「無口で考え深い。あんたはナナキのことを立派な大人だと思っていたのかな?」

レッド13
「……じっちゃん。オイラはやく大人になりたいんだよ」
「はやくじっちゃんたちを守れるようになりたかったんだよ」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。いかんな、ナナキ。せのびしてはいかん」
「せのびすると いつかは身をほろぼす」
「天にとどけ、星をもつかめとばかりにつくられた魔晄炉。あれを見たのであろう?」
「あれが悪い見本じゃ。上ばかり見ていて 自分の身のほどを忘れておる」
「この星が死ぬときになってやっと気づくのじゃ。自分が何も知らないことにな」

クラウド
「……星が死ぬ?」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。明日か100年後か…… それほど遠くはない」

クラウド
「どうしてそんなことがわかるんだ?」

ブーゲンハーゲン
「星の悲鳴が聞こえるのじゃ」

<クラウド、上を見渡す>

クラウド
「これは?」

ブーゲンハーゲン
「天に輝く星の音。こうしているうちにも星は生まれ、死ぬ」

<変な音が聞こえてくる>

クラウド
「今のは?」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。この星のさけびじゃ」
「痛い、苦しい…… そんなふうに聞こえるじゃろ?」

レッド13
「クラウドたちは星の命を救うために旅をしているんだ」
「じっちゃんのじまんのアレを見せてやったらどうかな」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ! 星を救う! ホーホーホウ!」
「そんなことは不可能じゃ。人間なんぞに何ができる」
「しかし、なんじゃ。わしのじまんのアレを見るのはけしてムダではなかろう」

【住人】
「ブーゲンハーゲンさま〜!」

<そこへ住人が来る>

【住人】
「またヘンテコな人たちがいっぱいきましたです〜」

ブーゲンハーゲン
「なんじゃ、急にさわがしくなったな」

レッド13
「ああ、その人たちもクラウドの仲間だ。オイラが行くよ」
「そうだクラウド。誰かつれておいでよ」
「じっちゃんのアレは定員3名だからね」

 

<調理場>

ケット・シー
「なんやいいましたか?」

<パーティー組替え:クラウド・エアリス・ユフィ>

 

<クラウド、二人をひきつれ、ブーゲンハーゲンのもとへ戻る>

ブーゲンハーゲン
「お〜い、こっちじゃ。とびらのカギは開いとるから入ってくるがいい」

 

<プラネタリウム>

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。そろったようじゃな? それじゃ、はじめようかの」
「ホレ、そこにたつんじゃよ」

<ブーゲンハーゲン、スイッチを押すと部屋が暗くなり、クラウドの乗っている台が上がる>

 

エアリス
「きれい……ホントの宇宙みたい。ね、クラウド?」

ブーゲンハーゲン
「ほほ、そうじゃろう。これがワシのじまんの実験室じゃ」
「この宇宙の仕組みが全てこの立体ホログラフィシステムにインプットされておる」

エアリス
「あっ! 流れ星!」
「うわ〜、ステキ」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。そうじゃろ、すごいじゃろ」
「さて、そろそろ本題に入ろうかの」
「人間は……いつか死ぬ。死んだらどうなる?」
「身体は朽ち、星に帰る。これは広く知られているな。では、意識、心、精神はどうじゃ?」
「じつは精神も同じく星に帰るのじゃな」
「人間だけじゃない。この星、いや宇宙に生きるものすべてひとしく」
「星に帰った精神はまざりあい、星をかけめぐる」
「星をかけめぐり、まざり、分かれ 『ライフストリーム』と呼ばれるうねりとなる」
「ライフストリーム……すなわち星をめぐる精神的なエネルギーの道じゃな」
「『精神エネルギー』 この言葉を忘れてはいかん」
「新しい命……子供たちは精神エネルギーの祝福を受けてうまれてくる」
「そして、時が来て、死に また星に帰る……」
「むろんいくつかの例外はあるが これがこの世界の仕組みじゃ」
「いろいろ話してしまったが まあ、これを見たらわかるじゃろ」

<星の上に人間と一本の木が立っていて、それがライフストリームになるまでのシミュレーションが展開される>

【ブーゲンハーゲン】
「精神エネルギーのおかげで 木や鳥や人間は……」
「いやいや生き物だけではない。星が星であるためには精神エネルギーが必要なんじゃ」
「その精神エネルギーがなくなったらどうなる?」

<ブーゲンハーゲン、シミュレーション上のライフストリームを消す。→星が朽ち果て、黒く変色していき、しまいに崩れ去る>

ブーゲンハーゲン
「……これが星命学の基本じゃな」

クラウド
「精神エネルギーが失われると星が滅びる……」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。精神エネルギーは自然の流れの中でこそ その役割を果たすのじゃ」
「むりやり吸い上げられ 加工された精神エネルギーは本来の役割を果たさん」

クラウド
「魔晄エネルギーのことを言ってるのか?」

ブーゲンハーゲン
「魔晄炉に吸い上げられ ずんずん減っていく精神エネルギー」
「魔晄炉によって過度に凝縮される精神エネルギー。魔晄エネルギーなど名づけられ使いすてられているのは、すべて星の命じゃ」
「すなわち魔晄エネルギーはこの星を滅ぼすのみ……じゃ」

<とりあえず下りる>

ブーゲンハーゲン
「星の話……星とともに生きた者の話……」
「もっと知りたいかの? それなら長老たちの話を聞くとよかろう」
「ナナキが? 父親をふぬけと?」
「そうか……ナナキがそんなことを……」

 

<たき火の前で、みんなが集まる>

バレット
「コスモキャニオン……アバランチの生まれた場所……」
「あいつらと約束してた。いつか……神羅からこの星をすくったその時にはコスモキャニオンへ行って祝杯をあげよう……」
「ビッグス…… ウェッジ…… ジェシー……」
「みんな……みんないなくなっちまった…… この星を守るために」
「……本当に? この星の命を守るため?」
「オレたちは……オレは……神羅が憎かっただけ……」
「そのオレに……これ以上旅をつづける資格はあるのか?」
「あいつらは……それを許してくれるのか?」
「……今はわからねえ。だがよ、オレはきめたんだ」
「オレが何かすることで この星が……この星にすむ人間がすくわれるなら、オレはやるぜ」
「正義だとか復讐だとか そんなことは他のやつらが勝手に決めりゃいい」
「うおおおお! オレはやるぜ!!」
「もう一度……もう一度アバランチの結成だ!」

 

ティファ
「ねえ、クラウド」
「たき火って不思議ね」
「なんだかいろんなこと 思い出しちゃうね」
「あのねえ、クラウド。5年前……」
「……ううん」
「やっぱりやめる。聞くのが……怖い」

クラウド
「なんだよ」

ティファ
「クラウド……どこかに行っちゃいそうで……」
「クラウドは……本当に 本当にクラウド……だよね」

 

レッド13
「…………」

 

エアリス
「わたし、べんきょうしちゃった。長老さんに教えてもらったの。いろいろ」
「セトラのこと……約束の地のこと……」
「わたし……ひとりだから…… ひとりだけになっちゃったから……」

クラウド
「俺が……俺たちがいるだろ?」

エアリス
「わかってる。わかってるけど……セトラは……わたしだけなの」

クラウド
「俺たちじゃ、力になれないのか?」

 

ケット・シー
「こんなん、何年ぶりやろか…… な〜んや、いろんなこと思い出しますなぁ……」

 

ユフィ
「予想どおり、たいくつなとこだね〜。はやく、どっか行こ! そいで、マテリア探そ!」

 

レッド13
「……ずっとむかし」
「オイラが本当に子どものころだ。あの日も、やっぱりみんなでこの火をかこんで……」
「やっぱり話すのや〜めた」

クラウド
「どうしたんだ?」

レッド13
「オイラの両親のことだからさ」
「母さんの話をするとオイラの胸はほこらしい気持ちではちきれそうになる」
「それはいいんだ。でも、父親のことを思い出すとオイラの胸は怒りで……」

<そこへ、ブーゲンハーゲンが来る>

ブーゲンハーゲン
「……やはり父親が許せないか」

レッド13
「当たりまえだよ。あいつは……母さんを見殺しにしたんだ」
「ギ族が攻めてきたとき あいつは1人で逃げ出した。母さんと谷の人たちを放り出してさ!」

ブーゲンハーゲン
「……来るがよい、ナナキ。おまえにみせたいものがある」

レッド13
「……?」

ブーゲンハーゲン
「ちょっとばかり危険な場所だ」
「クラウドよ。おまえと、あと1人 いっしょに来てくれんか」

<パーティー組替え:クラウド・レッド13・ティファ>

 

<『無用の扉』前>

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ」
「用意はいいかの?」

<選択肢:「ああ……」or「ちょっと待った」→「ああ……」を選択>

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。なら、行くとするかの」

<封印の洞窟の扉が開く>

ブーゲンハーゲン
「これでよし。さあ、入った入った」

レッド13
「あれ? じっちゃんが案内してくれるんじゃないの?」

ブーゲンハーゲン
「な〜に言うとるんじゃ。ちょっとばかり危険だと言うたじゃろ」
「年寄りに先を行かせるのか? わしは後からついていくよ」

 

<ギ族の洞窟>

クラウド
「きみょうな形をした石だ……」

<選択肢:「くずしてみる」or「そっとしておく」→「くずしてみる」を選択>

<次の洞窟に行ける入口が開く>

 

ブーゲンハーゲン
「ここにいるのはみなギ族の亡霊じゃ。ある戦士に倒された、な」

レッド13
「ある戦士……?」

ブーゲンハーゲン
「しかし、死してなおギ族の憎悪の精神は消えず、ライフストリームに帰ることすらこばんでいるのじゃ……」
「先はまだ長いぞ、ホーホーホウ」

 

ブーゲンハーゲン
「みてのとおり、この洞窟はコスモキャニオンの裏へとつづいておる」
「ギ族はわしらより体も大きく なにより残忍じゃ。ここから攻め入られたらひとたまりもなかったじゃろう」

レッド13
「…………」

ブーゲンハーゲン
「さあ、先へ進もうかの」

 

ブーゲンハーゲン
「その戦士はこの洞窟を1人で走りぬけた」
「次から次へと襲いかかってくるギ族と戦いながら……」

レッド13
「じっちゃん……その戦士って……」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ…… あと少し、じゃな」

 

ブーゲンハーゲン
「なんということじゃ……」

レッド13
「じっちゃん、こいつは……!?」

ブーゲンハーゲン
「死してなお……ギ族の亡霊が……よどんだ大気のように……」
「これは……いかん!!」

<戦闘:ギ・ナタタク(後列)&ソウルファアA&B>

<ギ・ナタタク(後列)&ソウルファアA&Bを撃破>

<戦闘終了>

ブーゲンハーゲン
「……ありがとう、クラウド。あんたたちのおかげでなんとか助かったよ」
「ナナキもいつのまにか、ずいぶん強くなっていたんじゃな」

レッド13
「へへへ……そうかな?」

ブーゲンハーゲン
「やはりお前を連れてきたのは間違いではなかったようじゃ……」
「さ、お前に見せたいものは すぐそこじゃよ」

 

<セトの壁>

レッド13
「ここは……」

ブーゲンハーゲン
「……その戦士はここでギ族と戦った」
「ギ族が一歩たりともコスモキャニオンに入りこめないようにな」
「そして自分は二度と村へもどることはなかった……」
「見るがいいナナキ。おまえの父、戦士セトの姿を」

<そこには、矢があちこちに突き刺さって耐えている、石化したセトの姿があった>

レッド13
「……あれが……あれが……セト……?」

ブーゲンハーゲン
「セトはあそこでギ族と戦いつつげた。この谷を守りつづけた」
「ギ族の毒矢で体を石にされても……ギ族がすべて逃げだしたあとも…… 戦士セトはここを守りつづけた」
「いまもこうして守りつづけている」

レッド13
「いまも……」

ブーゲンハーゲン
「たとえ、逃げだしたひきょうものと思われても、たった1人、命をかけてコスモキャニオンを守ったんじゃ」
「それがおまえの父親セトじゃ」

レッド13
「あれが……あれがセト? ……!? 母さんはこのことを?」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ……知っておったよ。2人はあの時、わしに頼んだんじゃ。この洞窟は封印してくれとな」
「わし1人で封印し そのことを誰にも話してはいけない」
「こんな洞窟のことは忘れた方がいいから、と言ってな」

レッド13
「…………」

ブーゲンハーゲン
「……クラウド。勝手を言ってすまないが わしら、2人きりにしてくれんかの」

<クラウド、うなずいて、去る。→ティファも遅れて、去る>

ブーゲンハーゲン
「ナナキよ。クラウドたちと旅をつづけるのじゃ」

レッド13
「じっちゃん!?」

ブーゲンハーゲン
「聞くのじゃ、ナナキ」
「クラウドたちは星を救うなどと言っておるな」
「正直なところ、そんなことができるとは、わしには思えん」
「この星のすべての魔晄炉を止めても 星の死は、ほんの少しのびるだけじゃ。セフィロスとやらを倒しても同じこと。かたちあるものは必ず滅す、じゃ」
「だがな、ナナキ。わしは最近考えるんじゃ」
「こんなにも星が苦しんでいるのに 星の一員、いや一部であるわしらにできることは本当に何もないのか、とな」
「結果はどうなろうと何かやることが大切なのではないか?」
「わしは運命を受け入れすぎるのではないか?」
「だが、何かをするには わしは年をとりすぎた……」
「ことしで130歳じゃよ。ホーホーホウ、じゃ」
「だからナナキよ、行けい! わしの代わりにすべてを見とどけるんじゃ」

レッド13
「じっちゃん……」

ブーゲンハーゲン
「おまえがここを離れる前にどうしても父親の真実の姿を見せておきたかったんじゃ……」
「わしが生きてるうちにおまえが帰ってきてよかったわい」

レッド13
「じっちゃん……さみしいこと言うなよ。じっちゃんがいなくなるなんて オイラ……」

ブーゲンハーゲン
「ホーホーホウ。わしはじゅうぶん生きたよ」

レッド13
「じっちゃん! 生きててくれなくちゃダメだ!」
「オイラは見とどける」
「星がどうなるのかを見とどけて そして帰ってくる。じっちゃんに報告すために」

ブーゲンハーゲン
「ナナキ……」

レッド13
「オイラはコスモキャニオンのナナキ。戦士セトの息子だ!」
「その名にはじない戦士になって帰ってくる! だから、じっちゃん!」

<すると、上から涙の雫が落ちてくる>

ブーゲンハーゲン
「あれは……セトの……おお……セト……」

レッド13
「セト…… 父……さん……」

<石化したセトの目から涙がこぼれおちる中、レッド13、雄叫びを繰り返す>

 

<たき火>

クラウド
「そろそろ出発しようか」

エアリス
「ここで、お別れね。レッド13……」

バレット
「しかたねえさ。……けっこう頼りになるやつだったんだけど、な」

<パーティー組替え:クラウド・エアリス・ティファ>

 

<コスモキャニオン出入り口>

レッド13
「待ってくれ! オイラも行く」

クラウド
「うん?」

ブーゲンハーゲン
「クラウドよ。ナナキをよろしくたのむ」

クラウド
「どうしたんだ?」

レッド13
「オイラ、少しだけ大人になった。そういうこと!」

 

 

 

TO BE CONTINUED....


FF7完全セリフチャート・インデックスへ

TOP